学会誌1月号に掲載されるものと要項の一部が変更されております.本ページに記載のものが最新版です.
案内
各賞の詳細,応募方法などはこちら.
2024年1月15日(月)・16日(火)
オンライン、ただし二日目(1/16)は対面とオンラインのハイブリッド方式 早稲田大学西早稲田キャンパス55号館(N棟1階)第二会議室(二日目の対面会場)
2024年7月14日(日)11月24日(日)
2024年9月23日(月)~26日(木)
The 8th International Conference on Jets, Wakes and Separated Flows、ICJWSF-2024,(協賛)
Florence, Italy
第36期 (令和6年6月1日~令和7年5月31日)役員理事名簿
Inaugural Address by the President for the Thirty-sixth Term
Satoshi SOMEYA
2024年7月21日に沖縄で開催された可視化情報学会通常総会・臨時理事会におきまして,第36期の会長に推挙頂き,就任することとなりました.何卒よろしくお願いいたします.同日,第52回可視化情報シンポジウムも講演数275件,参加者数500名に迫る大盛況のもとで無事に終了いたしました.大会開催委員長として,この場を借りて深く御礼申し上げます.
2025年は学会発足(1981)から45年,法人化(1990)から36年目です.学会の会員数が分野によらず押並べて減少傾向にあると言われ始めて10年以上が経ち,本学会会員数もピーク時の半数ほどになりましたが,シンポジウム(1973~)は過去52回で最大規模となりました.生成AIなどの情報化が急速に進むにつれ,本会で注力している情報可視化技術が世界的に注目されています.熱・流体分野でもデータ同化等による計測の超解像度化や予測技術に注目が集まっています.検出器の感度や分解能の向上に伴い,輻射の二波長計測器や歪計測器の商用化等,ハードウェア面での革新も世界で広がっています.国内所属会員数の減少に関わらず,流れ・情報の可視化は内外で広がり続けています.
一方,本会はJournal of Visualization (Springer; 2023 IF:1.7)を運営し,ISFV (Int. Symp. on Flow Visualizat- ion) / ISPIV (Int. Symp. on Particle Image Velocime- try) / ASV (Asian Symp. on Visualization) / ISUD (Int. Symp. on Ultrasonic Doppler methods for fluid mechanics and fluid engineering)など多くの国際学会も運営しています.これらの国際会議は本会発の会議であり,一部の会議では海外開催時においても本会のロゴを掲げて実施されます.本会は世界とのネットワークを有し,世界の可視化技術をリードしているといっても過言ではありません.2025年はこれらのうちISFV21 / ISPIV2025を6月21~28日にオリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)で連続開催します.それぞれの会議に毎回多くの研究者が世界から集う,流れの可視化を代表する2つの国際会議が連携する初めての試みであり,流れの可視化分野の過去最大規模の国際シンポジウムになると想定しています.沖縄にお集まり頂いた約500名の皆様,東京なら参加しやすいという技術者・研究者に,世界中の研究者を交えた大規模な国際技術交流の場であり,日本の研究者の国際的な位置づけを高め,国際技術交流促進の大きな機会になります.
また,国内会員数が減少傾向にある今,学会が世界を舞台に活動するきっかけとしても重要な場になると考えています.国際的な会員管理や紙媒体の学会誌の郵送などの壁が高く,これまで日本の学会は国内向けの活動が中心でした.しかし,WEB,各種決済システム,学会誌などメディアの電子化が日常的になり,自動翻訳の精度が極めて高くなった今,日本語を読解できない技術者が日本語で書かれた文書から有効な情報を抽出することも可能になっており,学会の国際展開の環境は整いつつあると言えます.近年は公的研究費公募等でも国際連携を問われる項目が増えつつあり,研究活動のグローバル化が一層求められつつあります.日本がイニシアティブをとり,グローバルに研究を展開するためにも,学会の国際展開は必然の流れと考えています.一朝一夕には成し得ませんが,第36期は来る国際化時代を見据えて基盤整備に注力して参ります.
シンポジウム,研究会,講習会や各種イベントなど学会の基本は「また参加したい」という思いを会員の皆様が抱く対面式の交流の場にあります.学生員が極めて少ない現状は短期的には変わりませんので,「研究室会員」など新たな制度を検討します.機会創出と制度整備を進め,技術交流を促進して参ります.
まずは2025年6月のISFV/ISPIVの成功に向けて,榊原35期会長や実行委員会に協力頂いている先生方とともに尽力して参ります.この国際会議ではMaster of Flow Visualizationと称する若手研究者・学生が可視化技術を競うイベントも予定しています.研究会,講習会も例年以上に活性化して参ります.事務局体制が強化され,安定して充実期に入りつつあり,今期は機械系関連学協会会長会議も本会が幹事学会として取り纏めるなど,関連学会連携を促進して参ります.
会員の皆様におかれましては,ご支援とご協力を心よりお願い申し上げます.
可視化情報学会では,可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)の応募期限を3月1日(金)に延長しました.
各賞の詳細,応募方法などはこちら.
2023年6月5日(月)~6月10日(土)
The 17th Asian Symposium on Visualization
National Olympics Memorial Youth Center, Tokyo
前期 2023年7 月 9 日(日) 後期11月26日(日)
2023年9月18日(月・祝)~22日(金)
KOBE HPC サマースクール(初級)-スパコンで並列計算の基礎を学ぼう!(協賛)
神戸大学統合研究拠点コンベンションホール(兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-48)
2023年9月24日(日)~27日(水)
ISTP-33 (The 33rd International Symposium on Transport Phenomena)(協賛)
熊本城ホール,熊本市中央区
2023年11月27日(月)~12月1日(金)
The 12th International Symposium on Measurement Techniques for Multiphase Flows(ISMTMF 2023)(共催)
東京工業大学 大岡山キャンパス(東京都目黒区)
本学会は昭和56年に『流れの可視化学会』としてスタートし,平成18年には創立25周年を迎えました.
流れの可視化は流れ場の速度・温度など熱物質移動を非接触で定量的に多次元計測するための方法として発展を続け,現在では機械・造船・航空・宇宙・土木・建築・海洋・気象などの理工学分野に加え,医学・農学・環境学といった様々な分野で有力な研究・開発手段として活用されるようになりました.
本学会は,流れの可視化に関する研究・開発において,世界の「流れの可視化技術」をリードしてきました.
さらに、近年はビジネス・製造分野,文化の保存やe-learningなどの分野にも拡大し続ける「情報の可視化」に関する研究・開発にも積極的に取り組んでいます.
また,最新トピックスに注目した研究解説記事や,情報の可視化,三次元ディスプレイ,流れの可視化のためのハードウェアといった分野の最新レビュー記事を掲載した学会誌を年3回発行しており,学会員の皆様の研究・開発活動にご活用いただいております.
可視化に関する研究やサービスに従事する方,可視化情報に関心のある方.
※大学院博士課程に在学中の方,ならびに,聴講生および研究生の方は,正会員としてお申し込みください.
大学院修士課程,大学,工業高等専門学校,高等学校及びこれらに準ずる学校に在学中の方.
本学会の目的,事業に賛同する個人または団体
会員種別 | 入会金 | 年会費 |
正会員 | 1,000円 | 9,800円 |
学生会員 | 1,000円 | 3,000円 |
賛助会員 | 10,000円 | 35,000円(一口) |
*本学会の事業年度は,毎年6月1日に始まり,翌年5月31日に終わります.
*シニア会員は年会費を半額とし、シンポジウムおよび全国講演会の参加費およ
び講演論文集代を無料とする。
なお、本会の会計年度は6月~翌年5月ですが、3月1日~5月31日にご入会頂いた場合には、入会年度は申込日の翌年度入会となります。申込日年度でのご入会を希望される方は、担当(vsj@asas-mail.jp)までご連絡下さい。
本会に登録された個人情報は,漏洩なく,適正に取扱います.
会員管理,会務をはじめとする活動の連絡,書籍案内,講習会・イベント等の行事案内,その他本会の活動に関して付随する業務を達成するために利用し,本会の活動以外には利用いたしません.
本学会は適格請求書の発行はできかねます事をご了承ください。
入会に関するお問い合わせはこちらへお願い致します.
【事務局】
〒114-0034 東京都北区上十条 3-29-20 アルボォル上十条 103
TEL: 03-5993-5020
FAX: 03-5993-5026
E-mail: office @ vsj.jp
【会員管理・会計業務委託先一般社団法人 学会支援機構】
〒112-0012
東京都文京区大塚5-3-13
D’s VARIE 新大塚ビル4F
Tel 03-5981-6011
Fax 03-5981-6012
Email vsj @ asas-mail.jp