概要

JapanVisは可視化情報学会が主催する国際/国内混合型の新しいシンポジウムです。情報系の可視化に関する多様な話題、特にinformation visualization, scientific visualization, visual analytics, visualization applicationsなどの話題に関する発表を募集いたします。

シンポジウムの1日目は、Journal of Visualization (JoV)との連携による国際シンポジウムセッションを企画いたします。詳しくはEnglish pageをご参照ください。

シンポジウムの2日目は、可視化に関する一般発表を広く募集いたします。2017年度から可視化情報学会が開催してきたビジュアリゼーションワークショップの形式を踏襲するものです。

* 主催:可視化情報学会

発表募集

研究登壇発表

ポスター形式で発表を募集したJapanVis 2024とは異なり、JapanVis 2025では登壇発表を募集します。 ただしJapanVis 2024と同様に、予稿の提出は必須ではありませんが、発表スライドのソフトコピー(PDF形式)の提出を歓迎します。
  • 日程
    • 登壇発表発表申込期限:2025年5月22日(延長しました)
    • 発表スライド提出期限:2025年6月30日
    • ※応募者多数の場合には申込期限より前に受付を停止することがあります。ご容赦ください。
  • 発表形式
    • 発表10分+質疑4分(予定)
  • 注意事項
    • スライドのソフトコピーを提出しない場合にも事前申込は必須ですのでご注意ください。
    • スライドのソフトコピーは参加登録者のみに共有されます。
  • 優秀な発表を当日審査により表彰します。
    • ただし表彰対象者はスライドのソフトコピーを提出した人に限られる点にご注意ください。
こちらの 発表申込フォーム から期日までに申し込んでください。


アートコンテスト

可視化情報シンポジウムにて例年開催しているアートコンテストを、今年に限りJapanVisにて開催いたします。 作品提出のための詳細情報は以下のWebページをご確認ください:
2025年 JapanVis アートコンテスト開催のお知らせ
  • 日程
    • 応募期限:2025年5月15日 (延長しました)
    • 作品提出期限:2025年5月25日

プログラム

1日目 (7月3日)

詳細は English pageをご覧ください。

2日目 (7月4日)

10:00~11:30 セッション1A: 基礎手法とAI応用
セッション1B: VR・3D空間
11:30~13:00 昼食・アートコンテスト・スポンサー企業展示
13:00~14:30 セッション2A: 計測
セッション2B: ゲーム・ヒューマニティ
14:45~16:15 セッション3A: 流体・科学技術計算
セッション3B: 社会現象
16:30~17:30 招待講演
クロージング

※細かい時間設定は変更になることがあります。





セッション1A: 基礎手法とAI応用
会場:A1 座長:美馬秀樹(国立教育政策研究所)
  • 1A-1: エビングハウス錯視図形の色相色による錯視量への影響についての検討(歓喜亮輔, 加藤千恵子, 前田聡, 切島忠昭, 三好香次)
  • 1A-2: 感情を利用したデータ可視化による意思決定支援システムの研究(杉原碧, 三末和男)
  • 1A-3: クラスタリングされたヒートマップと折れ線グラフによる時差のあるデータの可視化(遠藤麗香, 細部博史)
  • 1A-4: Parallel Coordinate Plotsにおける選好にもとづいた複数指標の最適な重み付け手法の提案(森千紗, 大西正輝, 伊藤貴之)
  • 1A-5: 複数の入力事例に対するモデル非依存な異種説明AI手法の重畳可視化と読解評価(澤田頌子, 豊田正史)
  • 1A-6: GAN を用いた自己注意機構に基づく可視化画像生成サロゲートモデルの開発(中咲侑大, 三宅智也, 坂本尚久)


セッション1B: VR・3D空間
会場:A2-A3 座長:坂本尚久(神戸大学)
  • 1B-1: 没入型分析における分析者特性と可視化環境の関係性の解明(高階柊平, 三末和男)
  • 1B-2: VR空間内で3次元計測点群を用いた玉置神社本殿の特徴融合可視化(松尾泰志, 鷹取慧, 李亮, 田中覚)
  • 1B-3: 3次元計測点群を用いた祇園祭・太子山の山建てVR鑑賞システム(寺尾優希, 鷹取慧, 李亮, 田中覚)
  • 1B-4: 3D Point Cloud-Based Visual Analysis and Immersive Visualization of Borobudur Temple(Jiajun Gao, Jiao Pan, Satoshi Takatori, Fadjar Ibnu Thufail, Brahmantara, Liang Li, Satoshi Tanaka)
  • 1B-5: マルチスケール主成分分析に基づく3次元計測データのエッジ強調可視化(岡島智弥, 鷹取慧, 李亮, 田中覚)
  • 1B-6: 人流シミュレーションにおける誘導パラメータの混雑度への影響可視化(大木杏夏, 大西正輝, 伊藤貴之)


セッション2A: 計測
会場:A1 座長:堀口直樹(日本原子力研究開発機構)
  • 2A-1: イネの溶存酸素分布計測に用いる二次元酸素オプトードの調合最適化(清田悠生, 鈴木悠介, 八神尊, 芝日菜子, 塩野克宏, 江上泰広)
  • 2A-2: 現場でのリアルタイムな透過型非破壊検査に向けたデバイスの基礎構造検討(村上幸平, 小田原遼河, 山本みな美, 濱島隼人, 高井怜於, 河野行雄, 渡辺義浩, 李恒)
  • 2A-3: 多変量特異スペクトル解析法による翼表面微小圧力変動コヒーレンス構造の可視化(福田陽大, 今井雅人, 小椋圭大, 小西晃平, 大道勇哉, 中北和之, 亀田正治)
  • 2A-4: ピレン誘導体を用いた低温風洞用AA-PSPの開発(松下和樹, 村松知樹, 江上泰広)
  • 2A-5: 低温度感度の新たな高速応答PSPの開発(山内悠太, 江上泰広)
  • 2A-6: 有機蛍光体を用いた複合PSPにおける光安定性向上へのアプローチ(好井徳宏, 松村優志, 江上泰広)


セッション2B: ゲーム・ヒューマニティ
会場:A2-A3 座長:田中覚(立命館大学)
  • 2B-1: League of Legendsにおける初心者向け上達補助可視化システム(土屋和, 細部博史)
  • 2B-2: LLMによるLeague of Legendsの実況解説音声の分析とその可視化(日髙萌絵, 伊藤貴之)
  • 2B-3: インタラクティブUIを備えたeスポーツ観戦支援ダッシュボードの設計(髙松一鷹, 三末和男)
  • 2B-4: 西洋画家の影響関係の可視化(小田稜子, 中村栄太, 伊藤貴之)
  • 2B-5: 同一曲を演奏するオーケストラの音響特徴量比較のための可視化分析(小島みなみ, 伊藤貴之)


セッション3A: 流体・科学技術計算
会場:A1 座長:佐々浩司(高知大学)
  • 3A-1: 一端が開放された水平円筒容器内に発生する自然対流の可視化計測(西川泰雅, 李艶栄, 稲垣照美)
  • 3A-2: 旋回流中の帯電粒子捕集に及ぼす円盤寸法および配置の影響の可視化分析(鬼頭優哉, 春木健杜, 八木哲也, 天野浩, 髙牟禮光太郎, 出川智啓, 内山知実)
  • 3A-3: 3D-LIF法による測定の不確かさ評価のための二相流模擬構造物の開発(堀口直樹, 柾木直人, 金子暁子, 吉田啓之)
  • 3A-4: 圧縮センシングによる燃焼音を用いた水素噴流火炎の再構築(秋元優希, 森隆徳, 木山景仁, 朝原誠, 姜東赫)
  • 3A-5: 大型ヘリカル装置の重水素実験におけるトリトン粒子衝突点のバーチャルリアリティ可視化(大谷寛明, 小川国大)
  • 3A-6: スマートin-situ可視化向け対話的最適視点探索システムの開発(松崎葵生, 足立和也, 坂本尚久)


セッション3B: 社会現象
会場:A2-A3 座長:李亮(立命館大学)
  • 3B-1: 教育専門家による認可保育所の評価比較分析のための可視化(樽見理花, 邊土名朝飛, 伊藤貴之)
  • 3B-2: 日本学術会議分野別参照基準の分析と可視化(美馬秀樹)
  • 3B-3: TelegramにおけるQAnon関連コミュニティとその拡散過程の可視化(吉田真尋, 伊藤貴之)
  • 3B-4: NISA投信ブランドに対するSNS上の感情と価格変動の可視化分析(霍知澄, 伊藤貴之)
  • 3B-5: 企業内心理分析における取得データ活用の課題(朝倉七海, 對馬広大, 加藤千恵子)
  • 3B-6: 行動変容施策の効果検証における状態変化の可視化手法の検討(阿部花南, 小林美保)


招待講演
会場:A2-A3 座長:
生成AI時代の可視化とは。CG学会SIGGRAPHと国際動向に見る進化と展望
安藤幸央
生成AIの進化は、可視化のあり方そのものに新たな可能性をもたらしています。従来の科学的・情報可視化に加え、生成AIによる動的かつ文脈に沿ったビジュアリゼーションが瞬時に実現できるようになった現在、可視化は人間の理解、創造、意思決定を支える重要な要素として再定義されつつあります。 本講演では、CGとインタラクティブ技術の国際会議であるSIGGRAPH、ならびに世界各地で急速に発展する生成AI技術における最新の可視化事例を紹介しながら、国際的な潮流を概観します。生成AI時代における可視化の役割と課題、そして今後の可能性について考察します。

株式会社エクサ 共創ビジネスデザイン部 所属 立教大学司書課程および昭和女子大学環境デザイン学科非常勤講師。 三次元コンピュータグラフィックス、UX(ユーザエクスペリエンス)デザインが専門。 コンピュータグラフィックスの学会 ACM SIGGRAPH の支部 SIGGRAPH Tokyo, SIGGRAPH Asia 2024 Local Committee 代表 「SF映画で学ぶインタフェースデザイン アイデアと想像力を鍛え上げるための141のレッスン」、 「Generative Design Processingで切り拓く、デザインの新たな地平」ほか、訳書、著書多数。 無類のSF映画好き。大量の本に埋もれて暮らしています。


参加登録

参加費

国際シンポジウム登壇発表者 発表1件あたり20000円
※現地発表者・遠隔発表者ともに同額
※学生も同額
※1日目のバンケット価格を含む   
一般参加者(2日間共通)10,000円 (内10%消費税)
会員参加者(2日間共通) ※可視化情報学会会員 5,000円 (不課税)
学生参加者(日本語登壇発表者)3,000円 (不課税)
学生聴講者0円
聴講者(国際シンポジウムのみ)0円
懇親会(1日目)5000円 (内10%消費税)
懇親会(2日目・一般)5000円 (内10%消費税)
懇親会(2日目・学生)2000円 (内10%消費税)
注1:無料聴講者を含めて全ての参加者には参加登録が必要です。
注2:国際シンポジウム発表者のみ懇親会費が含まれています。それ以外の方の懇親会参加は任意(別額)です。
注3:当学会は適格請求書発行事業者ではないので、インボイス制度に対応した領収書は発行できません。

参加登録はこちらのページから

会場情報

明治大学駿河台キャンパス・アカデミーコモン2階




実行委員

実行委員長:
長谷川恭子(東海大学)
プログラム委員長:
伊藤貴之(お茶の水女子大学)
竹島由里子(東京工科大学)
財務委員長:
宮地英生(東京都市大学)
現地委員長:
榊原潤(明治大学)
竹島由里子(東京工科大学)

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JapanVis 2025ではスポンサー企業を募集しています。
スポンサー出展: 50,000円(税込み)
内容:企業展示ブースでの展示, ホームページへのスポンサーロゴの掲載

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。お見積り、請求書などのご要望もお気軽に申し付けください。

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E-mail: japanvis2025 @ googlegroups.com