- 動画提供:海洋研究開発機構地球シミュレータセンター研究員 大野暢亮氏
愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター准教授 亀山真典氏 - 説明:マントル対流シミュレーション結果の可視化。赤い部分は(その深さにおける平均温度に対して)高温で、青い部分は(その深さにおける平均温度に対して)低温であることを表している。高温部はマントルが上昇し、低温部では下降する。画像中央の灰色の球は、地球の核
を表している。このシミュレーションは、球ジオメトリ(Yin-Yang格子)上で行われており、独自開発したYinYang格子用並列可視化ソフトで可視化した。等値面、半透明な等値面、スライス、ボリュームレンダリングを使用した。
「動画アーカイブ」カテゴリーアーカイブ
2010年2月のflash
2009年12月のflash
- 動画提供:
窪田佳寛氏(東洋大)
望月 修氏(東洋大) - 説明:物体の水面突入にともなうスプラッシュ形成の可視化。
先頭形状が円錐,後端形状が直径20mm半球の物体が,5m/sで静止した水面に突入した際に形成されるスプラッシュを観察した.
物体の上方から観察した結果をTop view,物体の側面から観察した結果をSide viewとして示している.
撮影には,Vision Research Inc.のハイスピードカメラ Phantom V7.1を使用し,4000 frames/secで撮影した.
Top viewの結果では粒子を水面に浮かべ,Side viewで観察される水薄膜形成の様子を可視化している.
2009年9月のflash
- 動画提供:
松岡大祐氏(海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター・研究員)
村田健史氏(情報通信研究機構 電磁波計測研究センター・グループリーダー)
藤田 茂氏(気象大学校・准教授)
田中高史氏(九州大学大学院理学研究院・教授) - 説明:地球磁気圏におけるエネルギー解放にともなう高温プラズマ放出の様子を、3次元磁気流体(MHD)シミュレーションによって計算した。動画は3次元空間上における磁場の分布を磁力線として可視化したものであり、磁力線の色は赤は両端が地球起源、青は両端が太陽起源、黄色は片方が地球起源、もう一方が太陽起源のものをそれぞれ表している。磁気フラックスロープと呼ばれるらせん状の磁力線が生成される様子が確認できる。可視化にはAVS/Expressを用いた。
2009年5月のflash
2009年4月のflash
- 動画提供:京都大学 高等教育研究開発推進センター 情報メディア教育部門 小山田耕二教授,博士課程 河村拓馬氏
- 説明:原子炉のポンプに対する、弾性静解析の結果のボリュームデータを、ボリューム
レンダリングにより可視化しました。
このデータはPCクラスタで計算され、約2千6百万もの4面体2次要素から構成されています。(データ提供:東京大学、奥田洋司先生)
大規模で高次の要素からなるデータを可視化するために、汎用可視化ライブラリKVSにより実装した、粒子ベースボリュームレンダリング法という手法を用いました。
この手法によって、大規模で複雑なボリュームデータをリアルタイムに可視化することができました。
2009年1月のflash
2008年4月のflash
- 動画提供:東京慈恵会医科大学,早稲田大学,株式会社ケイ・ジー・ティー
- 説明:脳動脈瘤の血流の流体解析結果の可視化です。東京慈恵会医科大学病院で、血管撮影装置を使って撮影された頭部のDICOMデータ(スライス画像) が元になっています。 早稲田大学では、医用画像3D処理ソフト「INTAGE Volume Editor」を用いて、このデータを3次元化し、 脳動脈瘤周辺の血管を抽出した上で、3次元の血管のサーフェスを生成し、それをSTLとして出力しました。そのSTLデータから、プリプロセッサー「ICEM」を用いて流体解析用のメッシュを生成し、流体ソルバー「ANSYS CFX」 を用いて血流を解析しました。可視化は、東京慈恵会医科大学とケイ・ジー・ティーが EnSightを使って共同で行いました。