第36期会長 会長就任にあたって

第36期会長 染矢 聡

Inaugural Address by the President for the Thirty-sixth Term

Satoshi SOMEYA

2024年7月21日に沖縄で開催された可視化情報学会通常総会・臨時理事会におきまして,第36期の会長に推挙頂き,就任することとなりました.何卒よろしくお願いいたします.同日,第52回可視化情報シンポジウムも講演数275件,参加者数500名に迫る大盛況のもとで無事に終了いたしました.大会開催委員長として,この場を借りて深く御礼申し上げます.

2025年は学会発足(1981)から45年,法人化(1990)から36年目です.学会の会員数が分野によらず押並べて減少傾向にあると言われ始めて10年以上が経ち,本学会会員数もピーク時の半数ほどになりましたが,シンポジウム(1973~)は過去52回で最大規模となりました.生成AIなどの情報化が急速に進むにつれ,本会で注力している情報可視化技術が世界的に注目されています.熱・流体分野でもデータ同化等による計測の超解像度化や予測技術に注目が集まっています.検出器の感度や分解能の向上に伴い,輻射の二波長計測器や歪計測器の商用化等,ハードウェア面での革新も世界で広がっています.国内所属会員数の減少に関わらず,流れ・情報の可視化は内外で広がり続けています.

一方,本会はJournal of Visualization (Springer; 2023 IF:1.7)を運営し,ISFV (Int. Symp. on Flow Visualizat- ion) / ISPIV (Int. Symp. on Particle Image Velocime- try) / ASV (Asian Symp. on Visualization) / ISUD (Int. Symp. on Ultrasonic Doppler methods for fluid mechanics and fluid engineering)など多くの国際学会も運営しています.これらの国際会議は本会発の会議であり,一部の会議では海外開催時においても本会のロゴを掲げて実施されます.本会は世界とのネットワークを有し,世界の可視化技術をリードしているといっても過言ではありません.2025年はこれらのうちISFV21 / ISPIV2025を6月21~28日にオリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)で連続開催します.それぞれの会議に毎回多くの研究者が世界から集う,流れの可視化を代表する2つの国際会議が連携する初めての試みであり,流れの可視化分野の過去最大規模の国際シンポジウムになると想定しています.沖縄にお集まり頂いた約500名の皆様,東京なら参加しやすいという技術者・研究者に,世界中の研究者を交えた大規模な国際技術交流の場であり,日本の研究者の国際的な位置づけを高め,国際技術交流促進の大きな機会になります.

また,国内会員数が減少傾向にある今,学会が世界を舞台に活動するきっかけとしても重要な場になると考えています.国際的な会員管理や紙媒体の学会誌の郵送などの壁が高く,これまで日本の学会は国内向けの活動が中心でした.しかし,WEB,各種決済システム,学会誌などメディアの電子化が日常的になり,自動翻訳の精度が極めて高くなった今,日本語を読解できない技術者が日本語で書かれた文書から有効な情報を抽出することも可能になっており,学会の国際展開の環境は整いつつあると言えます.近年は公的研究費公募等でも国際連携を問われる項目が増えつつあり,研究活動のグローバル化が一層求められつつあります.日本がイニシアティブをとり,グローバルに研究を展開するためにも,学会の国際展開は必然の流れと考えています.一朝一夕には成し得ませんが,第36期は来る国際化時代を見据えて基盤整備に注力して参ります.

シンポジウム,研究会,講習会や各種イベントなど学会の基本は「また参加したい」という思いを会員の皆様が抱く対面式の交流の場にあります.学生員が極めて少ない現状は短期的には変わりませんので,「研究室会員」など新たな制度を検討します.機会創出と制度整備を進め,技術交流を促進して参ります.

まずは2025年6月のISFV/ISPIVの成功に向けて,榊原35期会長や実行委員会に協力頂いている先生方とともに尽力して参ります.この国際会議ではMaster of Flow Visualizationと称する若手研究者・学生が可視化技術を競うイベントも予定しています.研究会,講習会も例年以上に活性化して参ります.事務局体制が強化され,安定して充実期に入りつつあり,今期は機械系関連学協会会長会議も本会が幹事学会として取り纏めるなど,関連学会連携を促進して参ります.

会員の皆様におかれましては,ご支援とご協力を心よりお願い申し上げます.

第35期会長 会長就任にあたって

第35期会長 榊原 潤


Inaugural Address by the President for the Thirty-fifth Term
Jun SAKAKIBARA

2023年8月8日に開催された可視化情報学会通常総会ならびに臨時理事会におきまして,第 35 期の会長に推挙され,就任することとなりました.どうぞよろしくお願いいたします.

本学会は,1973年に開催された「第1回流れの可視化シンポジウム」を起源として,1981 年に発足した「流れの可視化学会」を経て,1990年に「社団法人可視 化情報学会」として発足しました.その後,2011年には一般社団法人へと移行し,現在に至ります.毎年1回 開催されてきた可視化情報シンポジウムは本年で 51 回目にあたり,半世紀を超える歴史のある本学会の会長就任は光栄であるとともに,責任の重さを痛感しております.

私が可視化情報シンポジウムに初めて参加したのは,社団法人化直後の1991年でした.霞ヶ関の国立教育会館で開かれた当時のシンポジウムでは,従来の流れの可視化手法に加え,デジタル技術を用いた流体の温度や速度の測定法に関する講演が多くを占めていました.その後,同シンポジウムには「流れ」を対象とした研究以外にも,芸術や人文科学,社会科学などの分野を対象とした研究が多く加わるようになりました.自身の研究分野の学会に留まっていては決して出会うことの無いような研究者と知り合うことができるのは,本学会の大きな特色です.まさに分野横断型の学会であり,学術界の様々な分野に横串を通す役割を担っていると思います.

昨年末,生成 AI の ChatGPT が出現して以来,情報分野を中心に我々の社会全体が大きく変わろうとしています.その中で,本学会会員の研究分野である「情報の可視化」は,ブラックボックス化している AI内部の可視化を通じて大きな注目を集めることが期待されています.一方で,もう一つの主要な研究分野である「流れの可視化」においても,最新のAI やデータサイエンスを研究に活用する取り組みが活発化しています.

こうした情報関連分野の研究が注目されている状況の中で,本学会による国際会議の主催がこれまで以上に重要性を増しています.来年4月には,本学会が主催する第1回目の情報の可視化に関する国際会議「1st Japan Visualization Symposium」(JapanVis)が開催されます.この国際会議は Journal of Visualization と連携して情報系の可視化に関する発表を幅広く集めることで,日本の国際的プレゼンスの向上を目指すと同時に,これまで情報系の可視化の学生発表の機会を提供してきた「ビジュアリゼーションワークショップ」を統合することで学生の国際会議体験を同時に提供します.また,本年10月 には超音波流速計による流れの計測技術に関する国際会議である「14th International Symposium on Ultrasonic Doppler Methods for Fluid Mechanics and Fluid Engineering」(ISUD 2023)が予定されています.さらに,PIV に関する国際会議である「16th International Symposium on Particle Image Velocimetry」(ISPIV 2025)も,2025年6月に東京で開催することが決定しています.先日,米国サンディエゴで開催された同国際会議のバンケットに於いて次回開催都市が東京であることが発表された際には,拍手と共に大きな歓声が上がりました.欧米の研究者にとって日本が極めて魅力的な国であり,学術交流の場として高く評価されている表れと言えるでしょう.加えて,流れの可視化に関する国際会議「International Symposium on Flow Visualization」(ISFV 2025)も ISPIV と同時期に東京で開催することがこの度決定しました.

このように,今後2年間を通じて本学会主催の国際会議が日本国内でいくつも開催されます.これは国際会議ラッシュとも言える時期であり,本学会の主催によって,我々のグローバルなプレゼンスを向上させると共に,国内外の研究者との研究交流を一段と進める画期的なチャンスと捉えることができます.学会執行部としては,会員の利便性を最優先に考えながら,こうした国内外シンポジウムに加えて,講習会の開催や,和文・英文論文集の発行,研究会などを通じて本学会の運営を進めてまいります.会員の皆様におかれましては,ご支援とご協力を心からお願い申し上げます.

国際研究支援金へのご協力お願いと支援者募集

可視化情報学会 会員各位
総務委員長 伊藤 貴之

【 国際研究支援金の経過報告とご協力のお願い】

多くの発展途上国では、経済的な制約により、研究者が国際的な学会に加入し世界の
研究状況を知り、活発な研究活動をすることが困難な状態にあります。
本学会では、このような状態におかれている外国人研究者を支援し、学会活動の国際化を図るため、
1997年度から「国際研究支援金」制度を設置し、募金協力のお願いをして参りました。
いままで貴重なご支援を頂きました皆様には、ここに改めてお礼申し上げます。そして、
この活動を維持し発展させるため、今年度も引き続き募金をさせて頂きたいと存じます。

<募金方法>
2022年度会費請求の際に同封の「ゆうちょ銀行」払込取扱票(振込用紙)にて
(1口:1000円)「国際研究支援金」の項目に口数をご記入の上、直接お振込ください。

2021年度の国際研究支援金ご賛同者(敬称略)
伊藤 慎一郎、前野 一夫、加藤 泰生、武居 昌宏

【国際研究支援金制度による支援希望者の募集】

今期も引き続き支援希望者を募集いたします。
ご希望の方、または支援を必要とする外国人をご存知の方は、
下記要領によりご応募ください。支援希望申込書に基づき本学会で審査のうえ、
応募者には可否の結果を通知いたします。


1.支援の内容
対象は会員の推薦または本人の申請により、本学会が認めた外国人の研究者です(会員資格は不問)。
補助する項目は、以下のとおりです。
(a) 本学会の和文論文集投稿料
(b) 年会費、入会金(含む可視化情報学会誌)
(c) 可視化情報シンポジウムの講演論文集
(d) 可視化情報シンポジウムの参加費
(e) その他、可視化情報学会が適切と認めた項目

2.募集期間
申込受付は随時といたしますが、採用者が年度の定員に達した場合は締切らせて頂きます。
なお本制度の適用は1年とし、 1人につき最大3年までの支援を認めます。

3.申込方法
推薦者または本人により「支援希望申込書」(リンク) に必要事項を記入のうえ(英文可)、
下記の学会事務局までメールにてお申込ください。
E-mail:office @ vsj.jp

可視化情報学会誌発行回数変更のお知らせ

可視化情報学会会員の皆様へ

可視化情報学会では,これまで学会誌を年4回発行して可視化情報に関する各種情報提供や会報・会告を行っておりましたが,速報性を重視して,会報・会告の多くを学会ホームページに掲載することとし,学会誌は2021年(第41巻)より年3回(1月, 6月, 10月)の発行とさせていただくことにしました.学会ホームページによる各種情報提供を充実させるなど今後とも会員サービスの向上を図ってまいりますので,何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます.

2021年1月

可視化情報学会会長 伊藤慎一郎

2020年 可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)候補 募集

一般社団法人 可視化情報学会では1986年より論文賞,技術賞,映像展賞,1998年より設置された奨励賞の表彰を行って参りました.本年度もここに,可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)候補の推薦又は応募を受付けます.昨年度より,受賞対象を見直し,より幅広くの方にご応募頂けるようになりましたので,下記の応募要領に従って,所定の用紙に必要事項をご記入の上,ご提出下さい.

1.可視化情報学会賞

(1) 論文賞:

本学会発行の論文集およびこれに準ずる出版物に発表され,可視化情報に関する学術,技術の進歩・発展に独創的な寄与をし,顕著な貢献をなしたと認められる論文の著者に授与する.

・対象となる論文:

  1. 「可視化情報学会論文集」: Vol.38 (2018), Vol. 39 (2019)
  2. Journal of Visualization: 2018年,2019年に出版されたもの(Online First含む)

なお同一課題について2015年1月以前にも論文が発表されている場合には,それを含めて総合題目として候補対象とすることもできる.

・受賞者:本会会員とする.

(2) 技術賞:

2018年1月以降,2019年12月末までの2年間に発表され, 可視化情報に関する技術の活用、普及、教育において、社会に顕著な貢献をしたと認められる可視化に関する技術あるいは機器の作者や開発者に授与する.

・対象となる論文や本学会発行の出版物および国際会議:

  1. 「可視化情報学会論文集」: Vol.38 (2018), Vol.39 (2019)
  2. Journal of Visualization: 2018年,2019年に出版されたもの(Online First含む)
  3. 「可視化情報」: Vol.38・39 (Suppl.を除く)
  4. 「可視化情報」: Vol.38・39 Suppl.Ⅰ:第46・47回可視化情報シンポジウム 講演論文集
  5. 「可視化情報」: Vol.38・39 Suppl.Ⅱ:第1・2回ビジュアリゼーションワークショップ講演論文集
  6. The 15th Asian Symposium on Visualization (ASV15, 釜山,韓国)
  7. The 13th International Symposium on Particle Image Velocimetry (ISPIV 2019, Munich, Germany)
  8. The 15th International Conference on Fluid Control , Measurements and Visualization (FLUCOME 2019, Napoli, Italy)
  9. The 18th International Symposium on Flow Visualization (ISFV 18, 2018, Zurich, Swiss)
  10. 11th International Symposium on Ultrasonic Doppler Methods for Fluid Mechanics and Fluid Engineering (ISUD11, 2018, Berlin, Germany)

・上記以外に、本学会が協賛した他学会の講演会・国際会議等で発表されたもの、および、製品発表など、発表のエビデンスを添付できるものも対象とする。

・受賞者:本会会員とする.

(3) 奨励賞:

本学会が主催・共催する行事で発表し,その内容が可視化情報に関する学術・技術の進歩発展に貢献し,将来この分野で独創的で優れた業績が期待される若手の研究者,技術者に授与する.

  • 対象となる業績:上記(1)(2)に準ずる.
  • 40歳未満(2020年6月1日現在)の本会会員とする.

(4) 映像賞:

本学会発行の論文集およびこれに準ずる出版物に掲載された画像,ビデオ登録作品,ホームページに掲載されたフラッシュの中で,独創的可視化技術の開発や可視化技術の新分野への活用を示す作品および可視化しにくい対象や現象をとらえた作品,芸術的表現に優れた作品の作者に授与する.

対象となる論文,画像,ビデオ作品:

  1. 「可視化情報学会論文集」:Vol.38 (2018), Vol.39 (2019)
  2. Journal of Visualization: 2018年,2019年に出版されたもの(Online First含む)
  3. 2018年1月~2019年12月に掲載されたホームページのフラッシュ
  4. 2018年1月~2019年12月に登録されたビデオ作品

・受賞者:本会会員であることは問わない.

2.受賞候補者資格の補足説明

受賞者は,受賞後3年間は同一の賞の受賞候補になることはできない.ただし,論文・技術および映像作品の連名者の中に過去3年以内に同一の賞を受賞した者が含まれていても,当該論文・技術および作品に対する貢献度が高い未受賞の著者,作者は受賞候補となることができる.奨励賞は論文賞,技術賞,奨励賞をすでに受けた者,およびその年の論文賞,技術賞の内定者は受けることができない.

3.応募方法

論文賞,技術賞,映像賞は本学会会員からの推薦または本人からの応募による.奨励賞の候補者は本学会会員からの推薦による.

4.選考および表彰方法

表彰部会が選考し,2020年の通常総会において表彰する.論文賞,技術賞及び奨励賞の受賞件数は各2件以内,映像賞は4件以内とする.

5.書類提出

推薦又は応募には,本学会ホームページ(http://www.vsj.or.jp)から以下の所定の用紙をダウンロードし,必要事項を記載の上,pdfにて提出願います.(所定の用紙は本学会の事務局へ請求することもできる).

推薦書様式


「論文賞・奨励賞・映像賞」


「技術賞(カテゴリI)」

6.提出締切日

2020年2月21日(金)必着

7.用紙請求・提出先

〒114-0034
東京都北区上十条 3-29-20-103
一般社団法人 可視化情報学会

Tel: 03-5993-5020 Fax: 03-5993-5026 E-mail: gakkaisyo@vsj.or.jp

2019年 可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)候補 募集

一般社団法人 可視化情報学会では1986年より論文賞,技術賞,映像展賞,1998年より設置された奨励賞の表彰を行って参りました.本年度もここに,可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)候補の推薦又は応募を受付けます.所定の用紙に必要事項をご記入の上,ご提出下さい.

(PDF形式の募集要項はこちら

1.可視化情報学会賞

(1) 論文賞:

本学会発行の論文集およびこれに準ずる出版物に発表され,可視化情報に関する学術,技術の進歩・発展に独創的な寄与をし,顕著な貢献をなしたと認められる論文の著者に授与する.

・対象となる論文:

  1. 「可視化情報学会論文集」: Vol.37 (2017), Vol. 38 (2018)
  2. Journal of Visualization: 2017年,2018年に出版されたもの(Online First含む)

なお同一課題について2017年1月以前にも論文が発表されている場合には,それを含めて総合題目として候補対象とすることもできる.

・受賞者:本会会員とする.

(2) 技術賞:

2017年1月以降,2018年12月末までの2年間に発表され, 可視化情報に関する技術の活用、普及、教育において、社会に顕著な貢献をしたと認められる可視化に関する技術あるいは機器の作者や開発者に授与する.

・対象となる論文や本学会発行の出版物および国際会議:

  1. 「可視化情報学会論文集」: Vol.37 (2017), Vol.38 (2018)
  2. Journal of Visualization: 2017年,2018年に出版されたもの(Online First含む)
  3. 「可視化情報」: Vol.37・38 (Suppl.を除く)
  4. 「可視化情報」: Vol.37・38 Suppl.Ⅰ:第45・46回可視化情報シンポジウム 講演論文集
  5. 「可視化情報」: Vol.37 Suppl.Ⅱ:全国講演会(室蘭2017)講演論文集
  6. The 14th Asian Symposium on Visualization (ASV14, 2017, Beijing, China)
  7. The 12th International Symposium on Particle Image Velocimetry (ISPIV 2017, Busan, Korea)
  8. The 14th International Conference on Fluid Control , Measurements and Visualization (FLUCOME 2017, Norte Dame, Indiana, USA)
  9. The 18th International Symposium on Flow Visualization (ISFV 18, 2018, Zurich, Swiss)
  10. 11th International Symposium on Ultrasonic Doppler Methods for Fluid Mechanics and Fluid Engineering (ISUD11, 2018, Berlin, Germany)

・上記以外に、本学会が協賛した他学会の講演会・国際会議等で発表されたもの、および、製品発表など、発表のエビデンスを添付できるものも対象とする。

・受賞者:本会会員とする.

(3) 奨励賞:

本学会が主催・共催する行事で発表し,その内容が可視化情報に関する学術・技術の進歩発展に貢献し,将来この分野で独創的で優れた業績が期待される若手の研究者,技術者に授与する.

  • 対象となる業績:上記(1)(2)に準ずる.
  • 40歳未満(2019年6月1日現在)の本会会員とする.

(4) 映像賞:

本学会発行の論文集およびこれに準ずる出版物に掲載された画像,ビデオ登録作品,ホームページに掲載されたフラッシュの中で,独創的可視化技術の開発や可視化技術の新分野への活用を示す作品および可視化しにくい対象や現象をとらえた作品,芸術的表現に優れた作品の作者に授与する.

対象となる論文,画像,ビデオ作品:

  1. 「可視化情報学会論文集」:Vol. 37 (2017), Vol.38 (2018)
  2. Journal of Visualization: 2017年,2018年に出版されたもの(Online First含む)
  3. 2017年1月~2018年12月に掲載されたホームページのフラッシュ
  4. 1. 2017年1月~2018年12月に登録されたビデオ作品

・受賞者:本会会員であることは問わない.

2.受賞候補者資格の補足説明

受賞者は,受賞後3年間は同一の賞の受賞候補になることはできない.ただし,論文・技術および映像作品の連名者の中に過去3年以内に同一の賞を受賞した者が含まれていても,当該論文・技術および作品に対する貢献度が高い未受賞の著者,作者は受賞候補となることができる.奨励賞は論文賞,技術賞,奨励賞をすでに受けた者,およびその年の論文賞,技術賞の内定者は受けることができない.

3.応募方法

論文賞,技術賞,映像賞は本学会会員からの推薦または本人からの応募による.奨励賞の候補者は本学会会員からの推薦による.

4.選考および表彰方法

表彰部会が選考し,2019年の通常総会において表彰する.論文賞,技術賞及び奨励賞の受賞件数は各2件以内,映像賞は4件以内とする.

5.書類提出

推薦又は応募には,本学会ホームページ(http://www.visualization.jp)から以下の所定の用紙をダウンロードし,必要事項を記載の上,pdfにて提出願います.(所定の用紙は本学会の事務局へ請求することもできる).

推薦書様式


「論文賞・奨励賞・映像賞」


「技術賞(カテゴリI)」

6.提出締切日

2019年2月22日(金)必着
3/8(金)必着(締切り延長しました)

7.用紙請求・提出先

〒114-0034

東京都北区上十条 3-29-20-103

一般社団法人 可視化情報学会

Tel: 03-5993-5020 Fax: 03-5993-5026 E-mail: gakkaisyo@vsj.or.jp

2018年 可視化情報学会賞候補 募集

2018年 可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)候補 募集

締切り延長しました

一般社団法人 可視化情報学会では1986年より論文賞,技術賞,映像展賞,1998年より設置された奨励賞の表彰を行って参りました.本年度もここに,可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)候補の推薦又は応募を受付けます.この度、授賞対象を見直し、より幅広くの方にご応募頂けるようになりましたので,下記の応募要領に従って,所定の用紙に必要事項をご記入の上,ご提出下さい.

1.可視化情報学会賞

(1) 論文賞:

本学会発行の論文集およびこれに準ずる出版物に発表され,可視化情報に関する学術,技術の進歩・発展に独創的な寄与をし,顕著な貢献をなしたと認められる論文の著者に授与する.

・対象となる論文:


  1. 「可視化情報学会論文集」: Vol.36 (2016), Vol. 37 (2017)
  2. Journal of Visualization: 2016年,2017年に出版されたもの(Online First含む)

なお同一課題について2016年1月以前にも論文が発表されている場合には,それを含めて総合題目として候補対象とすることもできる.

・受賞者:本会会員とする.

(2) 技術賞:

2016年1月以降,2017年12月末までの2年間に発表され, 可視化情報に関する技術の活用、普及、教育において、社会に顕著な貢献をしたと認められる可視化に関する技術あるいは機器の作者や開発者に授与する.

・対象となる論文や本学会発行の出版物および国際会議:

  1. 「可視化情報学会論文集」: Vol.36 (2016), Vol.37 (2017)
  2. Journal of Visualization: 2016年,2017年に出版されたもの(Online First含む)
  3. 「可視化情報」: 1. Vol.36・37 (Suppl.を除く)
  4. 「可視化情報」: Vol.36・37 Suppl.Ⅰ:第44・45回可視化情報シンポジウム 講演論文集
  5. 「可視化情報」: Vol.36・37 Suppl.Ⅱ:全国講演会(日立2016, 室蘭2017)講演論文集
  6. 「可視化情報」:Vol. 36 Suppl.Ⅲ:第22回ビジュアリゼーションカンファレンス講演論文集
  7. The 14th Asian Symposium on Visualization (ASV14, Beijing, China)
  8. The 12th International Symposium on Particle Image Velocimetry (ISPIV 2017, Busan, Korea)
  9. The 14th International Conference on Fluid Control , Measurements and Visualization (FLUCOME 2017, Norte Dame, Indiana, USA)
  10. The 17th International Symposium on Flow Visualization(ISFV17, Gatlinburg, USA)
  11. 10th International Symposium on Ultrasonic Doppler Methods for Fluid Mechanics and Fluid Engineering (ISUD10, Tokyo, Japan)

・上記以外に、本学会が協賛した他学会の講演会・国際会議等で発表されたもの、および、製品発表など、発表のエビデンスを添付できるものも対象とする。

・受賞者:本会会員とする.

(3) 奨励賞:

本学会が主催・共催する行事で発表し,その内容が可視化情報に関する学術・技術の進歩発展に貢献し,将来この分野で独創的で優れた業績が期待される若手の研究者,技術者に授与する.

  • 対象となる業績:上記(1)(2)に準ずる.
  • 40歳未満(2018年6月1日現在)の本会会員とする.

(4) 映像賞:

本学会発行の論文集およびこれに準ずる出版物に掲載された画像,ビデオ登録作品,ホームページに掲載されたフラッシュの中で,独創的可視化技術の開発や可視化技術の新分野への活用を示す作品および可視化しにくい対象や現象をとらえた作品,芸術的表現に優れた作品の作者に授与する.

対象となる論文,画像,ビデオ作品:

  1. 「可視化情報学会論文集」:Vol. 36 (2016), Vol.37 (2017)
  2. Journal of Visualization: 2016年,2017年に出版されたもの(Online First含む)
  3. 2016年1月~2017年12月に掲載されたホームページのフラッシュ
  4. 2016年1月~2017年12月に登録されたビデオ作品

・受賞者:本会会員であることは問わない.

2.受賞候補者資格の補足説明

受賞者は,受賞後3年間は同一の賞の受賞候補になることはできない.
ただし,論文・技術および映像作品の連名者の中に過去3年以内に同一の賞を受賞した者が含まれていても,当該論文・技術および作品に対する貢献度が高い未受賞の著者,作者は受賞候補となることができる.
奨励賞は論文賞,技術賞,奨励賞をすでに受けた者,およびその年の論文賞,技術賞の内定者は受けることができない.

3.応募方法

論文賞,技術賞,映像賞は本学会会員からの推薦または本人からの応募による.奨励賞の候補者は本学会会員からの推薦による.

4.選考および表彰方法

表彰部会が選考し,2018年8月の通常総会において表彰する.論文賞,技術賞及び奨励賞の受賞件数は各2件以内,映像賞は4件以内とする.

5.書類提出

推薦又は応募には,以下の所定の用紙をダウンロードし,必要事項を記載の上,pdf化して,メール添付で,info@vsj.or.jpまで提出する.メールの件名には「2018年可視化情報学会賞(XXX賞)候補の推薦」などと明記する.(所定の用紙は本学会の事務局へ請求することもできる.)

推薦書様式(
Word形式

6.提出締切日

2018年3月23日(金)必着

締切り延長しました

7.用紙請求・提出先

〒114-0034

東京都北区上十条 3-29-20-103

一般社団法人 可視化情報学会

Tel: 03-5993-5020 Fax: 03-5993-5026 E-mail: info@vsj.or.jp

平成29年通常総会開催通知

平成29年6月1日

会員各位

一般社団法人 可視化情報学会

会 長  高橋 桂子

平成29年通常総会開催通知

 拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます.
 さて, 標記通常総会を下記により, 開催いたします. 本年は, 可視化情報シンポジウムと同一日の開催ではございませんのでご留意ください. 詳細は下方ご覧ください.
 なお, 総会は第28期代議員をもって構成されます. 本会会員はオブザーバーとして総会に出席することができます. 皆様, 是非ご参加下さい. (参加無料)

開催通知PDF

敬具

Ⅰ 日 時:平成29年8月10日(木) 午前10:00~12:00

場 所:海洋研究開発機構(JAMSTEC) 東京事務所
東京都千代田区内幸町2丁目2番2号 富国生命ビル23階
リンク

Ⅱ 平成29年通常総会議案

(1) 第1号議案:第28期事業報告

(2) 第2号議案:第28期決算報告

(3) 第3号議案:第29・30期代議員

(4) 第4号議案:第29・30期理事および監事の選出

(5) その他

Ⅲ 報 告

(1) 第29期事業計画報告

(2) 第29期予算報告

(3) 学会賞

(4) 名誉会員

(5) シニア会員

(6) その他

以上