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問い合わせ(全般):
一般社団法人 可視化情報学会 事務局
〒114-0034 東京都北区上十条 3-29-20 アルボォル上十条 103
TEL: 03-5993-5020
FAX: 03-5993-5026
E-mail: office _at_ vsj.jp( _at_ をアットマークに)
問い合わせ(会員情報):
一般社団法人 学会支援機構
〒112-0012 東京都文京区大塚5-3-13 D’s VARIE 新大塚ビル4F
Tel 03-5981-6011
Fax 03-5981-6012
Email vsj _at_ asas-mail.jp( _at_ をアットマークに)
~可視化情報学会CPDプログラム(技術士継続教育)~
脱炭素社会のためには様々なシステムの最適化が重要であり,様々な流体機械の最適設計のために流れの可視化計測技術が活用されています.近年CFDなどCAEベースで短時間で効率的に設計することが重要となっています.CFDの高度化・汎用化が進み,設計に適した計算負荷の低い方法も提案されていますが,今もCFDで予測不能な現象は多く解析ツールの検証が不可欠です.適切なモデル化のためにも実現象の計測評価が欠かせません.
本講習会では画像による流れの可視化を基礎技術とした,蛍光燐光による定量可視化に関する技術情報を提供することを目的としています.PSP(感圧塗料)/TSP(感温塗料) システムでは,センサ分子の発光を捉えて簡単な画像処理を施せば何らかの分布情報が得られる,ということは良く知られています.しかしながら,市販システムとして普及している技術ではないため,材料,ハードウェアなどの初歩的な点さえも広く認知されているとは言えない状況です.画像輝度の強弱分布など,何らかの「もっともらしい」データを得ることはできます.正しい結果であると信じたいところですが,実は“もっと正しい”結果を得ることができるかもしれません.視覚的に得られる定性的な情報認識に留まり,定量的で信頼できるデータとして理解・活用できていないかも知れません.得られた評価結果に,実は大きな落とし穴があるかも知れません.素材から測定条件まで,いろいろなパラメータの考え方はどうでしょうか?
本講習会はPSPTSP研究会の活動の一環として,ニーズの高まりつつある,蛍光・燐光によるスカラー量の定量可視化計測について,よりよく理解し,適切に活用するためのノウハウと技術情報を提供します.特に,圧力,温度の可視化計測に関するノウハウと技術情報を提供します.最新の技術動向,測定限界や最新事例についても俯瞰し,研究・開発への導入を支援します.企業・大学等の研究者,技術者,大学院生などのうち,流れの可視化計測をこれから実施しようとされている方,実施現場でお困りの方,これまで以上に活用したい方を対象としています.
本講習会は技術士の継続教育に関する可視化情報学会CPDプログラムの第43回目として位置づけられており,講習会受講者全員に修了証が発行されます.
2023年11月24(金)10:30-18:00 (10:15接続開始)
オンライン開催(WebEx Meeting)(アーカイブ有)
ミーティングID,およびパスワードは開催日近くになりましたら参加登録者にお伝えします.
可視化情報学会 正会員/賛助会員 (不課税) 20,000円,学生会員(不課税) 8,000円,協賛学会正会員/賛助会員(税込)22,000円,協賛学会学生会員(税込) 8,800円,非会員一般(課税)30,000円,非会員学生(課税)12,000円.(博士課程(後期)に在籍する方は「正会員」としてお申し込み下さい.可視化情報学会の賛助会員は1口で3名まで参加することが可能です.協賛団体会員・協賛団体賛助会員の方は協賛学会会員料金(1口1名)で受講できます.)
外部サービス『イベントペイ』により受け付けます。キャンセルはできません.万が一ご出席がかなわなくなった場合も規定どおりの参加費が発生致しますので,ご了承ください.その場合,代理の方のご参加が可能となります.
下記申込ページからお申込下さい.
申込ページ
2023年11月16日(木)
開催近くになりましたら,参加登録者に電子メールで講義資料のダウンロードサイトを連絡します。
講義の内容の録画,録音,再配布等は固く禁じます。
後日 PDFファイルを電子メールにて送付。
産業技術総合研究所 染矢 聡
E-mail: s.someya@aist.go.jp
主催:可視化情報学会
協賛(予定):日本機械学会,日本原子力学会,日本混相流学会,日本伝熱学会,流体力学会
11月24日(金)
10:30~11:50 PSPの基礎1/製法・塗装法 (講師:東北大学 永田 貴之)
13:00~14:20 PSPの基礎2/データ解析・ハードウェア (講師:JAXA 杉岡 洋介)
14:30~15:50 TSP基礎・発展 (講師:東北大学 伊神 翼)
16:00~17:20 PSP発展/非定常計測・計測事例 (講師:青山学院大学 小澤 雄太)
17:30~18:00 相談コーナー (各講師)
講義終了後に時間があれば質問できますが、確実に質問時間を確保するため、毎日の最後に相談コーナーを設けます。講義内容に直接関連すること、直接の関係が薄い質問も受け付けます。実際に可視化を使っているが上手く行かないとか,こういう計測を行いたいがどういうシステムが必要かなど,講習では聞けなかった内容について自由に相談して頂くことが可能です。
~可視化情報学会CPDプログラム(技術士継続教育)~
脱炭素社会のためには様々なシステムの最適化が重要であり,様々な流体機械の最適設計のためにPIV(粒子画像流速計測法)をはじめとする流れの可視化計測技術が活用されています.近年CFDなどCAEベースで短時間で効率的に設計することが重要となっています.CFDの高度化・汎用化が進み,設計に適した計算負荷の低い方法も提案されていますが,今もCFDで予測不能な現象は多く解析ツールの検証が不可欠です.適切なモデル化のためにも実現象の計測評価が欠かせません.
PIV計測技術の進歩は著しく,極めて複雑な流れを多次元で計測できる可能性が広がっています.また,多くのPIV計測システムが市販され,企業・大学等における技術導入が進んでいます.これらのシステムではトレーサ粒子像を撮影してソフトを動作させれば,何らかの「もっともらしい」データを得ることができます.正しい結果であると信じたいところですが,実は“もっと正しい”結果を得ることができるかもしれません.測定対象のシステムや機器が複雑で思いどおりに適用できない,綺麗な映像を得ることが難しいといった壁にぶつかることも少なくありません.測定対象の流れ場に適用できるのか?どのような工夫が必要なのか?使用法・適用法に関する情報が乏しいため,『こんなやり方でいいのか?』という点にすら不安を感じるのではないでしょうか.PIV以外の可視化ツールは市販されておらず使用法・適用法に関する情報が乏しいため,何ができて何ができないのか,どのくらいのことまでできるのか?情報が不足しています.
本講習会では,広く普及しつつある流れの可視化をよりよく理解し,適切に活用するための技術情報を提供します.様々な流れ場への適用事例,応用事例など適用可能範囲についての情報を提供します.本講習会により論理的,直感的な理解を深めることができます.企業・大学等の研究者,技術者,大学院生などのうち,流れの可視化計測をこれから実施しようとされている方,実施現場でお困りの方,これまで以上に活用したい方を対象としています.なお,本講習会は技術士の継続教育に関する可視化情報学会CPDプログラムの第44回目として位置づけられており,講習会受講者全員に修了証が発行されます.
2023年12月6(水),7(木)13:00-18:00 (12:45接続開始)
オンライン開催(WebEx Meeting)(アーカイブ有)
ミーティングID,およびパスワードは開催日近くになりましたら参加登録者にお伝えします.
可視化情報学会 正会員/賛助会員 (不課税) 20,000円,学生会員(不課税) 8,000円,協賛学会正会員/賛助会員(税込)22,000円,協賛学会学生会員(税込) 8,800円,非会員一般(課税)30,000円,非会員学生(課税)12,000円.(博士課程(後期)に在籍する方は「正会員」としてお申し込み下さい.可視化情報学会の賛助会員は1口で3名まで参加することが可能です.協賛団体会員・協賛団体賛助会員の方は協賛学会会員料金(1口1名)で受講できます.)
外部サービス『イベントペイ』により受け付けます。キャンセルはできません.万が一ご出席がかなわなくなった場合も規定どおりの参加費が発生致しますので,ご了承ください.その場合,代理の方のご参加が可能となります.
下記申込ページからお申込下さい.
申込ページ
2023年11月30日(木)
開催近くになりましたら,参加登録者に電子メールで講義資料のダウンロードサイトを連絡します。
講義の内容の録画,録音,再配布等は固く禁じます。
後日 PDFファイルを電子メールにて送付。
産業技術総合研究所 染矢 聡
E-mail: s.someya@aist.go.jp
主催:可視化情報学会
協賛(予定):日本機械学会,日本原子力学会,日本混相流学会,日本伝熱学会,流体力学会
12月6日(水)
13:00~14:20 PIV基礎1 (講師:明治大学 榊原 潤)
14:30~15:50 PIV基礎2 (講師:明治大学 榊原 潤)
16:00~17:20 管内流れのPIV (講師:新潟大学 山縣 貴幸)
17:30~18:00 相談コーナー (各講師)
12月7日(木)
13:00~14:20 PIV発展 (講師:明治大学 榊原 潤)
14:30~15:50 感温液晶による熱流体計測 (講師:北海道大学 田坂 裕司)
16:00~17:20 建築分野におけるPIV (講師:新潟大学 有波 裕貴)
17:30~18:00 相談コーナー (各講師)
講義終了後に時間があれば質問できますが、確実に質問時間を確保するため、毎日の最後に相談コーナーを設けます。講義内容に直接関連すること、直接の関係が薄い質問も受け付けます。実際に可視化を使っているが上手く行かないとか,こういう計測を行いたいがどういうシステムが必要かなど,講習では聞けなかった内容について自由に相談して頂くことが可能です。
第35期 (令和5年6月1日~令和6年5月31日)役員理事名簿
榊原潤(明治大学)
平田和也(荏原製作所)
伊藤貴之(お茶の水女子大学)
染矢聡(産業技術総合研究所)
総務理事 総務委員長:元祐昌廣(東京理科大学)
総務理事 副委員長:竹島由里子(東京工科大学)
総務理事 IT/広報:長谷川恭子(立命館大学)
総務理事 財務:宮地英生(東京都市大学)
総務理事 財務:桑原譲二(フォトロン)
総務理事 財務:窪田佳寛(東洋大学)
編集理事 編集委員会委員長:山本憲(大阪大学)
編集理事 編集委員会副委員長:渕脇正樹(九州工業大学)
編集理事:二宮尚(宇都宮大学)
編集理事:坂本尚久(神戸大学)
企画理事 企画委員会委員長:川口達也(東京工業大学)
企画理事:村川英樹(神戸大学)
企画理事:加藤千恵子(東洋大学)
企画理事:荒川拓也(富士通)
企画理事:坪倉誠(神戸大学)
企画理事:石井英二(日立製作所)
富松重行(電業社機械製作所)
松田佑(早稲田大学)
根岸久子(一般社団法人 可視化情報学会)
Inaugural Address by the President for the Thirty-fifth Term
Jun SAKAKIBARA
2023年8月8日に開催された可視化情報学会通常総会ならびに臨時理事会におきまして,第 35 期の会長に推挙され,就任することとなりました.どうぞよろしくお願いいたします.
本学会は,1973年に開催された「第1回流れの可視化シンポジウム」を起源として,1981 年に発足した「流れの可視化学会」を経て,1990年に「社団法人可視 化情報学会」として発足しました.その後,2011年には一般社団法人へと移行し,現在に至ります.毎年1回 開催されてきた可視化情報シンポジウムは本年で 51 回目にあたり,半世紀を超える歴史のある本学会の会長就任は光栄であるとともに,責任の重さを痛感しております.
私が可視化情報シンポジウムに初めて参加したのは,社団法人化直後の1991年でした.霞ヶ関の国立教育会館で開かれた当時のシンポジウムでは,従来の流れの可視化手法に加え,デジタル技術を用いた流体の温度や速度の測定法に関する講演が多くを占めていました.その後,同シンポジウムには「流れ」を対象とした研究以外にも,芸術や人文科学,社会科学などの分野を対象とした研究が多く加わるようになりました.自身の研究分野の学会に留まっていては決して出会うことの無いような研究者と知り合うことができるのは,本学会の大きな特色です.まさに分野横断型の学会であり,学術界の様々な分野に横串を通す役割を担っていると思います.
昨年末,生成 AI の ChatGPT が出現して以来,情報分野を中心に我々の社会全体が大きく変わろうとしています.その中で,本学会会員の研究分野である「情報の可視化」は,ブラックボックス化している AI内部の可視化を通じて大きな注目を集めることが期待されています.一方で,もう一つの主要な研究分野である「流れの可視化」においても,最新のAI やデータサイエンスを研究に活用する取り組みが活発化しています.
こうした情報関連分野の研究が注目されている状況の中で,本学会による国際会議の主催がこれまで以上に重要性を増しています.来年4月には,本学会が主催する第1回目の情報の可視化に関する国際会議「1st Japan Visualization Symposium」(JapanVis)が開催されます.この国際会議は Journal of Visualization と連携して情報系の可視化に関する発表を幅広く集めることで,日本の国際的プレゼンスの向上を目指すと同時に,これまで情報系の可視化の学生発表の機会を提供してきた「ビジュアリゼーションワークショップ」を統合することで学生の国際会議体験を同時に提供します.また,本年10月 には超音波流速計による流れの計測技術に関する国際会議である「14th International Symposium on Ultrasonic Doppler Methods for Fluid Mechanics and Fluid Engineering」(ISUD 2023)が予定されています.さらに,PIV に関する国際会議である「16th International Symposium on Particle Image Velocimetry」(ISPIV 2025)も,2025年6月に東京で開催することが決定しています.先日,米国サンディエゴで開催された同国際会議のバンケットに於いて次回開催都市が東京であることが発表された際には,拍手と共に大きな歓声が上がりました.欧米の研究者にとって日本が極めて魅力的な国であり,学術交流の場として高く評価されている表れと言えるでしょう.加えて,流れの可視化に関する国際会議「International Symposium on Flow Visualization」(ISFV 2025)も ISPIV と同時期に東京で開催することがこの度決定しました.
このように,今後2年間を通じて本学会主催の国際会議が日本国内でいくつも開催されます.これは国際会議ラッシュとも言える時期であり,本学会の主催によって,我々のグローバルなプレゼンスを向上させると共に,国内外の研究者との研究交流を一段と進める画期的なチャンスと捉えることができます.学会執行部としては,会員の利便性を最優先に考えながら,こうした国内外シンポジウムに加えて,講習会の開催や,和文・英文論文集の発行,研究会などを通じて本学会の運営を進めてまいります.会員の皆様におかれましては,ご支援とご協力を心からお願い申し上げます.
可視化情報学会
会員各位様
第34期総務委員会 委員長 伊藤貴之
可視化情報センター センター長 長谷川 恭子
(来年度)会費請求形式変更のお知らせ
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
さて、このたび当学会では、来期の年会費請求をコンビニエンスストアからもお支払い頂けるよう形式を変更させていただく事となりましたので、ご案内いたします。
誠に恐縮に存じますが、ご協力のほどお願い申し上げます。
なお、ご不明な点などがございましたら、事務局までお問い合わせください。
<<記>>
【変更事項】
会費請求時に発行する払込取扱票の形式の変更。
2023年3月中旬発行予定
(変更前)
・ゆうちょ銀行・郵便局でのお支払い
(変更後)
・ゆうちょ銀行・郵便局・コンビニエンスストアでのお支払い
【注意事項】
・収納代行業者としてSMBCファイナンスサービスを利用しています。
取扱票内「加入者名」の欄に代行業者名が記載されますが、当学会からの請求に間違いありませんのでご安心ください。
・今期発行の払込取扱票は2023年3月末までご利用できます。
【お問い合わせ先】
一般社団法人可視化情報学会 事務局
Tel:03-5993-5020
Mail:office _at_ vsj.jp