平成27年度事業計画

学会の活動(第27期)

本学会は、昭和56年(1981年)に「流れの可視化学会」としてスタートしたが、平成2年には「可視化情報学会」として、さらに広く「可視化情報に関する研究の進展と知識の普及のため」の法人としての歩みを進めてきた。この間、「可視化」も、いまや理工学に留まらず社会科学、人文科学を含む様々な分野の基本的な「認識技術」として広く定着してきている。さらに近年は、big data時代と呼ばれるように膨大な情報が入手できる時代となって、その情報の全体像の認識と利活用は、極めて重要な位置を占めている。この意味で、本学会は「可視化」の研究と普及を目指す学術集団として、その役割に大きな期待がかけられている。
これを果たすために、従来以上に、先端的な学術研究の進展、産業界との情報共有と可視化技術の展開、社会のへの普及と啓蒙を強化して行きたい。具体的には、英文論文集Journal of Visualization、和文論文集、学会誌等のいっそうの充実、国内外の会議やシンポジウムの開催、講演会・講習会・研究会の推進に努める。特に、「可視化」を通してより広範な学術分野との交流を進めるとともに、産業界の期待に応えられる学会のあり方、施策を模索したい。また、若手研究者・技術者の声を広く取り入れて活性化を図っていく考えである。

第27期 表彰

第27期学会賞

技術賞

(1)

表  題: レーザーを用いた完全非接触でのLamb波生成可視化技術の開発
著  者: 神田 淳(JAXA) , 細矢 直基(芝浦工業大学) , 梶原 逸朗(北海道大学)
対象論文: 可視化情報, Vol. 35, Suppl. 2 (全国講演会京都2015), C105 (2015)
推薦理由: Lamb波生成にレーザーアブレーション,可視化にレーザードップラーを利用することで,十分な応答性・精度を有する完全非接触のシステムを構築し,自動かつ短時間でLamb波を生成可視化することに成功した.Lamb波を用いた構造損傷検知技術の実用化の道を拓いたという点で,本技術の有効性が示された.

(2)

表  題: Evaluation for rolling behavior of cell-sized particle by lateral observation in microchannel
著  者: 吉田 佳広(東京理科大学),亀谷 雄樹(東京理科大学),元祐 昌廣(東京理科大学)
対象論文: The 11th International Symposium on Particle Image Velocimetry (PIV’15), #B11, Santa Barbara, USA (2015)
推薦理由: 本技術は,これまでの併進運動のみを抽出するPIV/PTVを拡張させる技術であり,微小スケールにおける可視化技術の高度化はもちろん,スケールを拡張することも可能であり,可視化技術の進展に著しく寄与しうる技術であることが評価された.

奨励賞

(1)

受賞者:  田中 洋介(京都工芸繊維大学)
表  題: Thinning and Break-down Behavior of Liquid Film under
a Droplet Floating on the Mother Phase
関連論文: The 16th International Symposium on Flow Visualization (ISFV16),
#1159, Okinawa, Japan (2014)
推薦理由: バックライト法による可視化,デジタルホログラフィ応用計測,PIV等による流動解析など,様々な流れ場に対し研究し,主にデジタルホログラフィを用いた可視化計測において多くの評価される貢献があった.

(2)

受賞者:  八木 佐也香 (NTT (元お茶の水女子大学))
表  題: Storyline を適用した連続数値型時系列データ可視化のためのレイアウト手法
関連論文: 可視化情報, Vol. 35, Suppl. 1 (可視化情報シンポジウム), D108 (2015)
推薦理由: storylineを用いた時系列データ群の可視化法に関する新しい試みの提案がなされた.時系列データ群という,多くの分野で極めて重要でありながらも,情報可視化の分野では比較的研究が少ない対象に対して,発展性のある有望な手法を提案していることが評価された.

全国講演会(京都2015)ベストプレゼンテーション賞

(1)

講演題目: 「生体での感覚・恒常性維持反応の可視化と情報抽出」
講演者: 西村 智(自治医科大学・東京大学・JSTさきがけ)

(2)

講演題目: 「噴出速度の異なる高速乱流バーナー火炎の瞬間三次元密度分布の20方向シュリーレンCT計測と3Dプリンティング」
講演者: 石河 雄太(名古屋工業大学)

(3)

講演題目: 「レーザーを用いた完全非接触でのLamb波生成可視化技術の開発」
講演者: 神田 淳(宇宙航空研究開発機構)

第43回可視化情報シンポジウム ベストプレゼンテーション賞

(1)

講演題目: 「多孔質内におけるレイリーテイラー不安定性の可視化」
講演者: 兵藤陽光(東京工業大学)

(2)

講演題目: 「2段階誘電泳動を用いた腫瘍細胞の連続的分離」
講演者: 清水孝充(東京理科大学)

(3)

講演題目: 「Tomographic PIVによる撹拌槽内乱流の3次元可視化計測」
講演者: 高橋壱尚(横浜国立大学)

第43回可視化情報シンポジウム アート賞

大賞

タイトル: magne-synchronism
作  者: 市川賀康, 武藤真和(東京理科大学)

金賞

タイトル: Chlamy Art
作  者: 菊地謙次, 鹿毛あずさ, 石川拓司(東北大学)

銀賞

タイトル: 3Dプリンタによる透明樹脂を用いた3次元流体ダイナミックスの立体表現
作  者: 大道勇哉, 松尾裕一, 藤野敦志(JAXA), 酒井憲悟(豊通マシナリー), 藤田直行(JAXA)

第28期会長 会長就任にあたって

第28期会長 高橋 桂子

takahashi

Inaugural Address by the President for the Twenty-eighth Term

Keiko TAKAHASHI

7月19日に開催されました平成28年通常総会ならびに第28期臨時理事会におきまして、第28期会長に推挙を賜り、就任することとなりました。本学会は、昭和56年に「流れの可視化学会」としてスタートし、平成2年に「可視化情報学会」として「可視化情報に関する研究の進展と知識の普及のため」の法人として発足し、長い歴史と実績を有します。本学会の会長への就任をたいへん光栄に思いますととともに、その重責に身の引き締まる思いです。歴代の会長をはじめとする皆様のご指導をいただきながら、副会長、理事方々、会員の皆さまならびに事務局の皆さまとともに、学会のさらなる発展にむけて、微力ではございますが誠心誠意取りくむ所存でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

「可視化情報」は広く社会に認知され、学術界のみならず産業界においても多くの分野でその重要性が認められております。このことは、「可視化情報」科学技術がものごとを理解する際の本質と直結しており、社会のさまざまな発展と相互に連動する分野であることを示していると思います。その意味において、本学会は学術界と産業界および社会をつなぐハブとしての重要な役割を担っていると思います。本学会では、早くからこの重要性が認識され、近年では、一般社団法人化をはじめとして学会体制の充実や会員へのサービスを重視した諸活動によって、多くの実績を積み上げて来ました。第28期においてもこの指針を継承し、着実な歩みをすすめてまいりたいと思います。

その歩みの重要な基盤のひとつは、学会が主催するシンポジウムや講演会であることは周知のとおりです。学術界と産業界および社会をつなぐ「ハブ環境」の提供や会員へのさらなる高いサービス提供が可能なシンポジウムや講演会とするためには、さらにどのような工夫が必要であるのか。その実現にむけた探求と検討を進めてまいります。加えて、学会活動のもうひとつの基盤である研究会や講習会の充実は、第27期の運営においても重要な課題として検討され、環境の整備がなされました。これらの活動がさらに活発に、充実できるよう支援と可能性も探ってまいります。

本学会からの情報発信もきわめて重要であることは言うまでもありません。学会誌、和文論文集および英文論文集Journal of Visualizationはそれぞれの特色を生かしてプレゼンスを高めています。今後はさらにシンポジウム特集号やレビューなどの特別企画も念頭に、プレゼンス向上への実践を進めてまいります。学会ホームページの掲載内容や構成については、これまでも学会員、企業会員の皆様から大きなご協力をいただいてまいりました。より一層の充実を図ってまいりますので、今後も変わらぬご協力をいただきたくお願いいたします。

「可視化情報」のさらなる発展のためには、国内外における学会としての活動も、今後、重要になってくるものと思います。第27期には学会として、日本学術会議大型施設計画・大規模研究計画に関するマスタープランに申請(代表:小山田耕二先生)し、新たな「可視化情報」分野を提唱いたしました。今後は、Society5.0などの施策に対する「可視化情報」科学技術からの貢献なども視野に入れた学会の取りくみが必要となるものと思います。また、人材育成に関連して、他学術組織との連携についても模索が開始されております。人的交流を含めて「可視化情報」の発展に資する機会を捉え、活用できるようさらなる準備と検討に努めたいと思います。

本学会は会員皆様の発展のためにあります。会員の皆様とともに、理事会を中心に各委員会、事務局の皆様と力を合わせて、学術界、産業界および社会における「可視化情報」分野の発展につながるよう努めてまいります。会員の皆様、関係各位のなお一層のご支援とご協力をいただきたく、なにとぞよろしくお願いいたします。

一般社団法人 可視化情報学会 定款

平成23年6月1日 施行
平成27年7月21日 改定
平成28年7月19日 改定

一般社団法人 可視化情報学会 定款

第1章 総 則

(名 称)

第1条 この法人は、一般社団法人可視化情報学会(英文名Visualization Society of Japan)と称する。

(事務所)

第2条 この法人は、事務所を東京都北区に置く。

2 この法人は、理事会の決議によって、必要の地に従たる事務所を置くことができる。

第2章 目的及び事業

(目  的)

第3条 この法人は、可視化情報に関する研究の進展と知識の普及を図り、もって我が国における学術の発展に寄与することを目的とする。

(事  業)

第4条 この法人は、前条の目的を達成するために次の事業を行う。

(1)研究発表会及び学術講演会等の開催

(2)学会誌及び学術図書等の刊行

(3)研究及び調査の実施

(4)研究の奨励及び研究業績の表彰

(5)内外の関連学術団体との連絡及び協力

(6)国際的な研究協力の推進

(7)その他目的を達成するために必要な事業

2 前項の事業は、本邦及び海外で行うものとする。

第3章  会  員

(種  別)

第5条 この法人の会員は、次のとおりとする。

(1)正会員 この法人の事業に賛同して入会した個人

(2)賛助会員 この法人の事業に賛同し、この法人の事業を援助する個人又は法人

(3)学生会員 この法人の事業に賛同して入会した個人で、高等専門学校、大学、大院などの学生である者

(4)名誉会員 この法人に特に功労のあった者で理事会の決議をもって推薦された者

(入  会)

第6条 正会員、賛助会員及び学生会員になろうとする者は、別に細則に定める手続きを行い、理事会の承認を受けなければならない。

2 名誉会員に推薦された者は、入会の手続を要せず、本人の承諾をもって会員となるものとする。

(会  費)

第7条 この法人において経常的に生じる費用にあてるため、会員は、総会において別に定める入会金及び会費を納入しなければならない。

2 既納の入会金及び会費は、いかなる事由があっても返還しない。

3 名誉会員は入会金及び会費を納めることを要しない。

(退  会)

第8条 会員は、理事会において別に定める退会届を提出することにより、任意に退会することができる。但し、未納の会費があったときはこれを支払わなければならない。

(除  名)

第9条 会員が次のいずれかに該当するときは、総会の決議によって除名することができる。

(1) この定款、その他の規則に違反したとき

(2) この法人の名誉を毀損し、又はこの法人の目的に反する行為をしたとき

(3) その他、除名すべき正当な事由があったとき

2 前項により除名が決議されたときは、その会員に対し通知するものとする。

(資格の喪失)

第10条会員は、次のいずれかに該当するときは、その資格を喪失する。

(1)退会したとき

(2)当該会員が死亡し、又は解散したとき

(3)会費を一定期間以上滞納し、督促に応じないとき

(4)除名されたとき

2 代議員である正会員が会員資格を喪失したときは、代議員資格を喪失したものとする。

第4章 代議員

(代議員)

第11条 この法人には、25名以上60名以下の代議員を置く。

2 代議員をもって一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(以下、「法人法」という。)上の社員とする。

(代議員の選任)

第12条 代議員は、正会員から選ばれることを要する。正会員は代議員選挙に立候補することができる。代議員は別に理事会で定める代議員選挙細則により選出され、総会で承認を受ける。

2 正会員は、他の正会員と等しく代議員を選挙する権利を有する。理事又は理事会は、代議員を選出することはできない。

(代議員の任期)

第13条 代議員の任期は選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時総会の終結時までとする。再任は妨げないが、継続して最長2期までとする。

2 欠員又は増員のため選任された代議員の任期は、前任者又は在任中の代議員の任期の満了するときまでとする。

3 代議員は、第11条に定める定数に足りなくなるときは、任期満了又は辞任により退任した後も、新たに選任された者が就任するまで、なお代議員としての権利義務を有する。

4 代議員が次の事項に掲げる訴えを提起した場合においては、本条第1項及び第2項の規定にかかわらず、当該訴えの提起により開始された訴訟手続きが判決の確定、取り下げその他の事由により終結するまでの間、当該代議員はこの法人の社員資格を失わない。

(1)総会決議取消の訴え

(2)解散の訴え

(3)責任追及の訴え

(4)役員の解任の訴え

5 前項の規定によりこの法人の社員の資格を失われないとされた代議員は、理事及び監事の選任若しくは解任又は定款変更については議決権を有しない。

(正会員による権利の行使等)

第14条 代議員でない正会員は、法人法に規定された次に掲げる代議員の権利を、代議員と同様にこの法人に対して行使することができる。

(1)定款の閲覧等

(2)代議員名簿の閲覧等

(3)総会の議事録の閲覧等

(4)代議員の代理権証明書面等の閲覧等

(5)議決権行使書面の閲覧等

(6)計算書類等の閲覧等

(7)清算法人の貸借対照表等の閲覧等

(8)合併契約等の閲覧等

2 理事又は監事は、その任務を怠ったときは、この法人に対し、これによって生じた損害を賠償する責任を負い、法人法第112条の規定にかかわらず、この責任は、すべての正会員の同意がなければ、免除することができない。

(代議員の報酬)

第15条 代議員の報酬は無報酬とする。

第5章 総会

(構  成)

第16条 総会は、すべての代議員をもって構成する。

2 前項の総会をもって、法人法上の社員総会とする。

3 会員はオブザーバーとして総会に出席することができる。

(権  限)

第17条 総会は、次の事項について決議する。

(1)入会の基準並びに入会金及び会費の額

(2)会員の除名

(3)代議員の選任

(4)理事及び監事の選任又は解任

(5)前事業年度の事業報告の承認

(6)貸借対照表及び正味財産増減計算書並びにこれらの付属明細書の承認

(7)定款の変更

(8)解散及び残余財産の処分

(9)その他総会で決議するものとして法令又はこの定款で定められた事項

(開 催)

第18条 この法人の総会は、通常総会及び臨時総会とする。通常総会は、毎事業年度の終了後3ヶ月以内に開催し、臨時総会は、必要に応じて開催する。

(招 集)

第19条 総会は、法令に別段定める場合を除き会長が招集する。

2 総会の招集は、少なくとも2週間前までにその会議に付議すべき事項、日時及び場所等その他法令に定める事項を記載した書面をもって通知する。

3 全代議員の議決権の5分の1以上の議決権を有する代議員が会議の目的を示して請求したときは、会長は臨時総会を招集しなければならない。

4 代議員は、会長に対し、総会の目的である事項及び招集の理由を示して、臨時総会の招集を請求することができる。

(議  長)

第20条 総会の議長は、会長とする。

2 会長が欠けたとき、又は会長に事故があるときは、出席した副会長の中から議長を選出する。

(議決権)

第21条 代議員は、総会において各一個の議決権を有する。

(決  議)

第22条 総会は、全代議員の議決権の過半数以上の者が出席しなければ、その議事を開き決議することができない。ただし、当該議事につき、書面若しくは電磁的方法をもって表決することができる。書面若しくは電磁的方法をもって表決した者は、出席者とみなす。

2 総会の決議は、出席代議員の議決権の過半数をもって行う。

3 前項の規定にかかわらず、次の決議は、全代議員の半数以上であって、全代議員の議決権の3分の2以上にあたる多数をもって行う。

(1)監事の解任

(2)定款の変更

(3)解散

(4)その他法令又はこの定款で定められた事項

(議事録)

第23条 総会の議事については、法令の定めるところにより議事録を作成する。

2 前項の議事録には、議長及び出席代議員2名以上が記名捺印する。

第6章 役員

(役  員)

第24条 この法人には、次の役員を置く。

(1)理事 10名以上20名以内

(2)監事 2名

2 理事のうち1名を会長とし、会長をもって法人法上の代表理事とする。

3 理事のうち3 名以内を副会長とし、副会長をもって法人法上の業務執行理事とする。

(役員の選任)

第25条 理事及び監事は、別に定める役員選出規則に従って選出し、総会の決議により選任する。

2 会長及び副会長は、理事会の決議によって定める。

3 特定の理事とその親族その他特別の関係にある者の合計数は、理事現在数の3分の1を超えてはならない。

4 理事及び監事は、相互に兼ねることができない。

(理事の職務及び権限)

第26条 理事は理事会を構成し、法令及びこの定款で定めるところにより、職務を執行する。

3 会長は、法令及びこの定款で定めるところにより、この法人を代表し、その業務を執行する。

4 副会長は会長を補佐し、理事会において別に定めるところにより、この法人の業務を分担執行する。

(監事の職務及び権限)

第27条 監事は、理事の職務の執行を監査し、法令の定めるところにより、監査報告を作成しなければならない。

2 監事は、いつでも、理事及び事務局(使用人)に対して事業の報告を求め、この法人の業務及び財産の状況を調査することができる。

3 監事は、理事会に出席し、必要があると認めるときは、意見を述べなければならない。

4 監事は、理事が不正の行為をし、若しくは不正の行為をするおそれがあると認められるとき、又は法令若しくは定款に違反する事実若くは著しく不当な事実があると認めるときは、遅滞なく、その旨を理事会に報告しなければならない。

5 監事は、前号に規定する場合において、必要があると認めるときは、会長に対し、理事会の招集を請求することができる。

6 監事は、その他、監事に認められた法令上の権限を行使することができる。

(役員の任期)

第28条 理事及び監事の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時総会の終結時までとする。再任は妨げないが、監事においては継続して最長2期までとする。

2補欠又は増員のため選任された理事の任期は、前任者又は在任中の理事の任期の満了するときまでとする。

3 補欠のため選任された監事の任期は、前任者の監事の任期の満了するときまでとする。

4 理事又は監事は、第24条に定める定数に足りなくなるときは、任期満了又は辞任により退任した後も、新たに選任された者が就任するで、理事又は監事としての権利義務を有する。

(役員の解任)

第29条 理事及び監事は、総会の決議によって解任することができる。

(役員の報酬)

第30条 理事及び監事は無報酬とする。

第7章  理事会

(構  成)

第31条 この法人に、理事会を置く。

2 理事会は、全ての理事をもって構成する。

(権  限)

第32条 理事会は、次の職務を行う。

(1)この法人の業務執行の決定

(2)理事の職務執行の監督

(3)会長及び副会長の選定及び解職

(4)細則、規則の制定、変更及び廃止に関する事項

(5)その他、法令又はこの法人の定款に定められた事項

(招  集)

第33条 理事会は、会長が招集する。

2 会長が欠けたとき又は会長に事故があるときは、各理事が理事会を招集する。

(議  長)

第34条 理事会の議長は、会長とする。

2 会長が欠けたとき又は会長に事故があるときは、出席した理事の中から議長を選出する。

(決  議)

第35条 理事会の決議は、決議について特別の利害関係を有する理事を除く理事の過半数が出席し、出席理事の過半数をもって行う。

2 前項の規定にかかわらず、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第96条の要件を満たしたときは、理事会の決議があったものとみなす。

(議事録)

第36条 理事会の議事については、法令の定めるところにより議事録を作成する。

2 議事録には、議長及び出席した監事が署名押印するものとする。

第8章 資産及び会計

(資産の種別)

第37条 この法人の資産を分けて、基本財産とその他の財産の2種とする。

2 基本財産は、次に掲げるものをもって構成する。

(1)基本財産とすることを指定して寄附された財産

(2)理事会で基本財産に繰り入れることを決議した財産

3 その他の財産は、基本財産以外の資産とする。

(資産の管理)

第38条 前条の財産は、この法人の目的を達成するために善良な管理者の注意をもって管理しなければならず、基本財産を処分するときは、あらかじめ理事会及び総会の承認を要する。

(経費の支弁)

第39条 この法人の事業遂行に要する経費は、資産をもって支弁する。

(事業年度)

第40条 この法人の事業年度は、毎年6月1日に始まり、翌年5月31日に終わる。

(事業計画及び収支予算)

第41条 この法人の事業計画書及び収支予算書については、毎事業年度の開始の日の前日までに、会長が作成し、理事会の承認を受けなければならない。これを変更する場合も、同様とする。

2 前項の書類については、主たる事務所に、当該事業年度が終了するまでの間備え置くものとする。

(事業報告及び決算)

第42条 この法人の事業報告及び収支決算は、毎事業年度終了後、会長が次の書類を作成し、監事の監査を受けた上で、理事会の承認を経て、通常総会に提出し承認を受けなければならない。

(1) 事業報告書

(2) 事業報告の付属明細書

(3) 貸借対照表

(4) 正味財産増減計算書

(5) 貸借対照表及び正味財産増減計算書の付属明細書

2 前項の書類のほか、監査報告を主たる事務所に5年間備え置くとともに、定款、代議員名簿を主たる事務所に備え置くものとする。

(監査報告)

第43条 監事は、前条の書類を受理したときは遅滞なくこれを監査し、その意見を会長に報告しなければならない。

(剰余金の分配禁止)

第44条 この法人は、剰余金を分配することができない。

第9章 定款の変更及び解散

(定款の変更)

第45条 この定款は、総会の決議によって変更することができる。

(解  散)

第46条 この法人は、総会の決議その他法令で定められた事由により解散する。

(残余財産の帰属)

第47条 この法人の解散に伴う残余財産は、総会の決議を経て、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律第5条第17号に掲げる法人又は国若しくは地方公共団体に贈与するものとする。

第10章 公告の方法

(公告方法)

第48条 この法人の公告は、主たる事務所の公衆の見やすい場所に掲示する方法により行う。

第11章 事務局

(事務局)

第49条 この法人に事務局を置く。事務局の組織及び運営に関して必要な事項は、理事会で定める。

第12章 雑則

(委任)

第50条 定款に定めるもののほか、この法人の運営に必要な事項は、理事会の決議を経て会長が別に定める。

附  則

1. この定款は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第121条第1項において読み替えて準用する同法第106条第1項に定める一般社団法人設立の登記の日から施行する。

2. 本会の最初の代表理事は菱田公一とする。

3. 本会の設立日現在の理事及び監事は次に掲げる者とする。
理事:菱田公一、後藤 彰、岡本孝司、渡邉好夫、平原裕行、榊原 潤、海保真行、澤田達男、横野泰之、森 治嗣、藤澤延行、伊藤慎一郎、飯田明由、土井章男、二宮 尚、宮地英生、武居昌宏、小山田耕二、村田 滋、新関良樹
監事:石綿良三、高原正雄

4. 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第121条第1項において読み替えて準用する同法第106条第1項に定める特例民法法人の解散の登記と、一般社団法人の設立の登記を行ったときは、第40条の規定にかかわらず、解散の登記の日の前日を事業年度の末日とし、設立の登記の日を事業年度の開始日とする。

5. この定款の施行後最初の代議員は、第11条から第14条に定めた方法と同じ方法で予め行う代議員選挙において最初の代議員として選出された者とする。

第23回可視化フロンティア「PSP/TSP講習会2016(東京)~蛍光燐光による定量可視化」

~可視化情報学会CPDプログラム(技術士/JABEE継続教育)~

概 要

本講習会では画像による流れの可視化を基礎技術とした,蛍光燐光による定量可視化に関する技術情報を提供することを目的としています.

PSP(感圧塗料)/TSP(感温塗料) システムでは,センサ分子の発光を捉えて簡単な画像処理を施せば何らかの分布情報が得られる,ということは良く知られています.しかしながら,市販システムとして普及している技術ではないため「どこで,どのようなセンサ分子(塗料)やバインダを入手できるのか」「どのように塗布すれば良いのか」すら,広く認知されているとは言えない状況です.

画像輝度の強弱分布など,何らかの「もっともらしい」データを得ることができます.正しい結果であると信じたいところですが,実は“もっと正しい”結果を得ることができるかもしれません.視覚的に得られる定性的な情報認識に留まり,定量的で信頼できるデータとして理解・活用できていないかも知れません.得られた評価結果に,実は大きな落とし穴があるかも知れません.塗料,ポリマー,光源やカメラの選び方,使い方など,いろいろなパラメータの考え方はどうでしょうか?

一方で,技術を正しく理解すれば,学術論文に書かれている複雑な手法を用いなくても,もっと簡便に得られる実用的な情報を適切に解釈し,研究・開発に活用できます.

本講習会では,ニーズの高まりつつある,蛍光・燐光によるスカラー量の定量可視化計測について,よりよく理解し,適切に活用するためのノウハウと技術情報を提供します.また,講義内容を反映した蛍光燐光計測の実演を行い,論理的+実践的・直感的な理解を促進します.

企業・大学等の研究者,技術者,大学院生などのうち,流れの可視化計測をこれから実施しようとされている方,実施現場でお困りの方,計測データの処理方法を知りたい方,これまで以上に活用したい方を対象としています.

本講習会は技術士やJABEEの継続教育に関する可視化情報学会CPDプログラムの第23回目として位置づけられており,全ての講習会受講者に講習会修了証が発行されます.

日 時:2016年7月21日(木) 9:40 – 17:30(9:10開場)

場 所:LMJ東京研修センター3階大会議室

アクセス:都営地下鉄三田線 水道橋駅下車 徒歩3分

定 員:50 名


プログラム(予定):

詳細プログラム

9:40~11:00 有機系機能性分子の光学特性と試料作成法 (愛知工業大学 江上泰広)

この講義ではPSP / TSP計測の原理について理解する.蛍光燐光のスペクトルはWEB等で探すことができるものもあるが,酸素分圧や温度に対する蛍光・燐光特性データベースはない.この講義では感圧,感温色素として用いられる代表的な蛍光/燐光物質の光学物性とその特徴について解説する.またPSPとTSPは色素とポリマー,それらを溶解する溶媒の組み合わせや成膜方法,色素の濃度を変化させることで発光強度や,圧力/温度感度などの特性が大きく変化する.実験内容に応じて,どのPSP, TSP,ポリマーを選択すれば良いのか,実験計画を立てる上で参考になるように,実践的なガイドラインを示す.

また,代表的なPSP / TSPの作成方法について理解する.最も基本的なポリマータイプ,高速応答試験に適した陽極酸化タイプなどについて説明する.作成上注意すべき点や特性が変化する要因などについても述べる.またPSP/TSPを模型に塗布する方法などの実践的なテクニックについても解説する.さらに陽極酸化被膜の作成方法と注意点,陽極酸化被膜に適用可能な色素の種類と付着方法についても述べる.また主要な色素やポリマー,溶媒の購入先についても紹介する.

11:10~12:10ハードウェア (AIST 染矢聡)

蛍光燐光による定量可視化やその他の光学的可視化に利用可能なハードウェアとその特徴,実際に計測を行う上で必要となる様々な実践的な注意事項を紹介する.主としてパルスレーザーを利用するPIVと異なり,蛍光・燐光の可視化では様々な種類の光源が活用されている.逆にいうと,新規導入を検討する際に,どういうスペックの機器があれば十分なのかわからない.様々な種類のカメラがあるが,画素数などのスペックには差がなく,何に基づいて機器選定を行うと良いのかわからない.この講習では蛍光燐光計測に用いる各種ハードウェアについて,実際に実験で活用する上での諸注意を各機器の特性に基づいて実践的に解説する.また,既存のPIV用ハードウェアをPSPTSPに有効活用する方法についても解説する.

13:10~14:30強度法による圧力分布計測基礎(愛知工業大学 江上泰広)

PSP/TSPについて,実験方法,較正方法について述べる.最も広く使用されている強度法に関し,計測実施時に必要な注意事項について紹介する.例えば,PSPの発光画像をどの程度の輝度分布画像としてカメラで計測すれば良いのか,精度・信頼性向上のための実用的かつ簡易的な手法など,実際に計測時に問題となる事項ついて解説する.色素の劣化や温度分布などのPSPの誤差要因に関しても説明し,計測結果に与える影響の度合いや低減手法について概説し,強度法によるPSP計測における基礎事項を一通り取得する.

14:40~16:00 無機機能性分子の光学特性 と寿命法による温度分布計測基礎 (AIST 染矢聡)

高高温条件での測定に多用される無機系センサ物質の光学物性とその特徴について解説する.具体的には発光スペクトル,発光強度,寿命,酸素等のガス成分や温度などのスカラー量依存性について情報を提供する.これらの物質の成膜方法は有機系センサ物質の場合と全く異なるため,その成膜方法及び活用方法についても解説する.また,主要な無機センサ物質の購入先等についても紹介する.

温度計測について,実験方法,較正方法とその特徴を紹介する.また,測定法の代表的なアプローチの一つである寿命法について,利用するカメラごとの寿命計算方法を学んだあと, 実際に計測を行う上で必要となる様々な実践的な注意事項を紹介する. 理論的かつ実践的な理解により,ノイズレスな可視化画像と定量データを得るためのノウハウを取得する.

16:10~17:30 PSP/TSP FastKitによる講習内容実演・事例紹介(染矢聡,江上泰広)

PSP/TSPを用いた実験を手軽な装置を用いて実演します.また,安価に入手可能な光源やセンサに関する情報を提供します.この実演によって,実際にどの程度の光学的な応答が得られるのか?を体感することができます.また,実演を参考にすれば,本格導入前の簡単な予備実験を行うことも可能となります.更に,基礎的情報とは対極的に,蛍光燐光による定量可視化計測によって,世界最先端の技術レベルでは何を測れるのか,どんなことまで視えるのか,最新技術の現状と可能性についても紹介します.

学会講演会等における機器展示では蛍光燐光実験の実演を目にする機会が全くありません.本講習会では専用キットを新規に構築します.

(※本講習会は可視化情報学会PSPTSP研究会の目指す普及・教育活動の一環として実施されます)

参加費:

可視化情報学会 正会員/賛助会員 10,000円

可視化情報学会 学生会員 5,000円

(協賛学会員は非会員です.申込み時に入会を申請し,会員価格で参加することが可能です.)

非会員一般 25,000円

非会員学生(修士まで)10,000円

(非会員価格での参加者は講習会開催後に学会に入会できます.その際,入会費と初年度年会費は無料とします.過去に入会歴のある方は対象外とします.)

支払方法:

クレジットカード決済または銀行振り込みによる事前支払でお願いいたします.
ただし,民間企業については請求書の発行も可能です.
万が一ご出席がかなわなくなった場合も規定通りの参加費が発生致しますので,ご了承ください.その場合,代理の方のご参加が可能となります.

受講申込:

申し込みページ準備中

(社)学会支援機構による申し込みページ

からお申込下さい.
クレジットカードでの決済は,申し込みと同時に行う必要があります.カード決済をご検討の方は,申し込み時にお手元にカードをご用意の上,手続きを行ってください.

申込期限(申込期限延長)

2016年7月18日(月)ただし、定員に達した場合、早期に締め切ることがあります.

連絡先:

産業技術総合研究所 染矢 聡

E-mail: s.someya@aist.go.jp

主催・協賛

主催:可視化情報学会

協賛(予定):
日本原子力学会,ターボ機械協会,土木学会,日本伝熱学会,日本燃焼学会,日本流体力学会,日本混相流学会,日本液体微粒化学会

可視化情報シンポジウム 2016

*最新情報は本ページに更新されますので随時ご確認頂けますようお願い致します.

第44回 可視化情報シンポジウム概要

本シンポジウムは種々の分野における可視化情報に関する研究交流を活発に行うことにより,可視化情報の利用技術を広範囲に発展させることを目的としています.
可視化手法の開発・改良はもちろんのこと,画像処理などの関連する技術や,新しい分野への応用例についての発表も歓迎します.
可視化情報に関心をお持ちの方は奮ってご参加ください.

日時

平成28年7月19日(火),20日(水)

会場

工学院大学新宿キャンパス

〒163-8677 東京都新宿区西新宿1-24-2(都営大江戸線都庁前駅直結,各社線新宿駅下車歩8分)

主 催

一般社団法人 可視化情報学会

講演申込

講演申込 平成28年2月12日(金)~平成28年3月25日(金)(講演申込は終了しました)

論文投稿

本論文投稿:平成28年4月13日(水)~平成28年5月13日(金)

本論文執筆要項:可視化情報シンポジウム原稿の執筆・投稿に関して

投稿方法:
 1. 申込番号とパスワードを入力して個人ページへ移動
 2. 「論文の管理」ページで論文と調査票をアップロード
  *容量は論文が5MB,調査票が1MBまでで,アップロード回数は5回まで可能

注意:会員特典として,講演論文集の予約購読者には事前送付を行っておりますので,特許等に関する新規性の喪失が発生する日時は,シンポジウム当日ではなく,その1ヶ月前とお考えください.
特許申請等をなさる場合は十分ご注意下さい.

投稿ページ

講演プログラム(20160706更新)

可視化シンポジウム2016講演プログラム[PDF形式]

懇親会(参加費無料)

日時: ( 7月19日 (火) 工学院大学内で開催予定 )

会場:工学院大学 中層棟7F 学生食堂

HPC テック,ヒューリンクス様ランチョンセミナ開催

(弁当無料提供)7月20日(水)高層階28F第2第4会議室

講演内容

(1) 特別講演

中畑 雅行 先生(東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設長)
『神岡の地下で解明したニュートリノの質量―カミオカンデ、スーパーカミオカンデによるニュートリノ研究―』

大村 孝幸 様(浜松ホトニクス株式会社電子管事業部電子管技術部)
『宇宙からのメッセージをみる光電子増倍管とその技術 なぜ光電子倍増管(真空管)か?』


詳細はこちら

(2) 中山先生追悼「可視化情報学会の歩みと展望」

  • 可視化および総括: 小林敏雄(元東大)
  • Asian Symposium on Visualization(ASV): 青木克己(元東海大)
  • International Symposium on Fluid Control, Measurement and Visualization(FLUCOME): 近江和生(大阪産業大)
  • International Symposium on Flow Visualization(ISFV): 岡本孝司(東大)
  • International Symposium on Particle Image Velocimetry(PIV): 榊原潤(明治大)
  • Journal of Visualization: 川橋正昭(元埼玉大)
  • ポスター展示

(3) 一般講演

可視化技術の開発・研究,可視化手法の応用例,可視化情報処理,その他可視化情報に関するもの

(4) オーガナイズドセッション

  • OS1:ウェーブレットと知的可視化の応用

    山形大学大学院理工学研究科機械システム工学分野 李鹿 輝

    豊橋技術科学大学機械工学系 章 忠

  • OS2:サイエンティフィックカルチャー&スポーツ

    明星大学理工学部 熊谷 一郎

    工学院大学工学部機械工学科 伊藤 慎一郎

    山形大学地域教育文化学部 瀬尾 和哉

  • OS3:レーザ利用の可視化と計測 (PIV, LIF, その他)

    横浜国立大学大学院工学研究院システムの創生部門 西野 耕一

    近畿大学工学部 竹原 幸生

  • OS4:蛍光・燐光を用いた熱流体計測 (PSP/TSP研究会との合同企画)

    宇宙航空研究開発機構 研究開発本部風洞技術開発センター 満尾和徳

    産業技術総合研究所 エネルギー技術研究部門 染矢 聡

  • OS5:混相流の可視化
    

    琉球大学工学部機械システム工学科 石川 正明

  • OS6:ビジュアルデータマイニング (シミュレーション学会との共同開催)

    京都大学高等教育研究開発推進機構 小山田 耕二

    お茶の水女子大学理学部 伊藤貴之

    立命館大学情報理工学部メディア情報学科 田中 覚

  • OS7:ビッグデータと知識の可視化

    東京大学大学院工学系研究科 美馬秀樹

  • OS8:マイクロ流動の可視化 (マイクロフロービジュアリゼーション研究会との合同企画)

    東京工業大学 杉井 康彦

    東京理科大学工学部機械工学科 元祐 昌廣

  • OS9:心理情報と可視化

    東洋大学総合情報学部 加藤 千恵子

    東洋大学生命科学部 川口 英夫

  • OS10:乱流および乱流遷移現象の可視化

    名古屋大学大学院工学研究科機械理工学専攻 長田 孝二

    大阪大学大学院 基礎工学研究科 機能創成専攻 後藤 晋

  • OS11:超音波を用いた流体計測

    東京工業大学 木倉 宏成

    神戸大学 村川 英樹

    産業技術総合研究所 古市 紀之

(5) ワークショップセッション

  • WS1:生物の生きる知恵と流体工学

    東洋大学 望月 修

    九州工業大学 渕脇 正樹

  • WS2:地球環境・災害の可視化(可視化共感型防災教育研究会との合同企画)

    海洋研究開発機構 松岡 大祐

    富山大学 奥村 弘

(6) インダストリアルドセッション

  • IS1:ものづくりの可視化

    (株)荏原製作所 能見 基彦

    (株)電業社機械製作所 富松 重行

  • IS2:合意形成のための可視化

    株式会社IHI 梅村 篤志

    立命館大学 長谷川 恭子

(7)アートコンテスト

東洋大学総合情報学部 加藤千恵子

東洋大学総合情報学部総合情報学科 多田光利

早稲田大学人間総合研究センター 菅原 徹

名古屋市立大学 芸術工学研究科デザイン情報学科 高橋信雄

募集要項や申し込みについては、アートコンテストオリジナルサイト[外部サイト]をご確認ください。

(8)学生プレゼンテーションコンテスト

日本大学理工学部機械工学科 鈴木 康方

コンテスト概要、応募資格、選考方法等はこちら[PDF]を参照ください。

<注意> シンポジウム論文投稿期限(5月13日)を超過した場合,コンテストの審査対象とはなりませんのでご注意下さい。–>

講演時間・参加費

講演時間

講演15分+質疑5分(計20分)

(*セッションにより異なる場合があります.)

参加費

(すべて当日参加登録のみとなります)

会員・協賛学協会員・論文投稿者:10,000円

非会員:12,000円

学生:3,000円

(すべて当日参加登録のみとなります)

講演論文集 (USB版を用意致します)

会員:USB論文集 5,000円 (可視化情報学会員の方はお得な事前予約申込をご利用頂ける予定です)

非会員:USB論文集 7,000円

連絡先

実行委員会 幹事
株式会社 東芝 電力・社会システム技術開発センター 内田 竜朗
〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町2-4
TEL: 050-3148-3649
E-mail: tatsu.uchida@toshiba.co.jp

トップページバナー用の可視化画像募集

2016年7月7日

可視化情報学会 会員各位

総務委員長 二宮 尚

現在、可視化情報学会のHPのリニューアル作業を行っている所ですが、
トップページのバナー画像に使える可視化画像を募集します。

可視化に関心のある多くの方が訪れる学会の「顔」となる部分ですので、
複数の可視化画像を組み合わせたデザインにしようと考えております。

付きましては、会員の皆様から、出来るだけ多くの魅力的な可視化画像を
提供して頂きたく存じます。

  例)カルマン渦の可視化、PIV結果、PSP結果、CG画像、装置図etc.

画像の書式や数は問いませんが、投稿資格は会員に限らせて頂きます。

ご提供頂ける場合は、事務局(info@vsj.or.jp)までお送り下さい。

期限は可視化情報シンポジウム後の2016年7月末とさせて頂きます。