みえる化研究会

みえる化研究会

主査:

土井 章男 (岩手県立大学)

目的:

「見える化」という言葉がよく用いられるようになっており,問題を「見える」ように工夫し,問題を理解してその解決を図るものを意味している. 日本では世界に先駆け,「見える化」の効能をモノづくりの現場に活用してきた.最近では,この「見える化」は生産現場だけでなく,設計などの製品開発や経営,教育の「見える化」など,様々な領域で実践されている.この「見える化」はまさに情報の可視化であり,可視化情報学会としては注力していくべき分野の一つとなっている.本研究会では,「見える化」に関する企業での現状や課題,大学での先進事例や技術,ベンダーでのソフト情報などを共有することを目的とする.まずは,お互いを紹介して,その後,一緒に活動できるアイテムの導出や講演会のセッション,特集記事などにつながることを期待している.

活動紹介

(詳細は2016年行事案内をご参照下さい)

  • みえる化研究会ハンズオン体験会(2016/06/29)
  • 可視化情報シンポジウムOS(2017/08)
  • 可視化情報学会全国講演会(2016/10, 2017)
  • みえる化研究会および講習会開催@盛岡市(2016/08)
  • みえる化研究会@岩手県立大学(2016/11)
  • みえる化研究会@京都大学(2017/02)

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UVP研究会

UVP研究会

主査:

木倉 宏成 (東京工業大学)

幹事:

村川 英樹 (神戸大学)

目的:

近年,超音波流速分布計測計(UVP*1)の発展により,超音波を用いた流体計測技術は,従来の超音波流量測定法ばかりでなく,より一般的な流動場の測定法や可視化方法として進展し,流体計測の新しい手法として確立しつつある.従来のUVPは流動場の時空間情報が得られるため,広い応用分野が考えられる一方,ハードウェアの現状は,装置の製作メーカに依存せざるを得ない状況にあった.そこでUVPの適用範囲の拡大,その際に必要となるマシンスペックや信号処理アルゴリズム,フィルター類の拡充,データ処理方法およびトレーサやトランスジューサなどの付帯条件等について調査・検討を行い,新しいハードウェアおよびソフトウェアを超音波・流体・可視化等の専門家のもと研究していく事を本研究会の目的としている.

*1UVP: Ultrasonic Velocity Profiler

活動紹介

(詳細は2016年行事案内をご参照下さい)

  • 研究会3回/年(2016/06/29)
  • 可視化情報シンポジウムOS11「超音波を用いた流体計測I/II」(2017/07)
  • 可視化情報学会全国講演会(2016/10, 2017)
  • 国際会議(10th International Symposium on Ultrasonic Doppler Methods for Fluid Mechanics and Fluid Engineering: ISUD10(2016/09)

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こころの可視化

こころの可視化

主査:

加藤 千恵子 (東洋大学)

目的:

こころの可視化は,一般的には非常に難しい課題である.しかし,人のこころの変化,ある集団のこころの特質を一目でわかるように可視化できれば,カウンセラーやクライアント本人が自分の状態を把握することができたり,特定のグループに対してそのこころの特質にあった対応ができるなど,多くの分野で有効な活用が見込まれる.そこで,本研究会では,個人・集団のこころの状態,変化,特質をわかりやすく効率的かつ効果的に可視化する方法を心理学,生理・生体学,統計学,流体力学,計算機科学,感性工学,認知科学,データマイニング,ビッグデータ解析,芸術療法学,ヨーガ哲学など様々な分野の枠を超えて学際融合的なアプローチで可視化情報学を探求することを目的とする.また,心理系,認知系の研究者と伝統的な可視化分野の研究者に議論の場を提供することで, 可視化情報学研究に新たな展開を生み出すことを目指したい.

活動紹介

(詳細は2016年行事案内をご参照下さい)

  • 可視化情報シンポジウムOS9「心理情報と可視化I/II」(2016/07)
  • 可視化情報学会全国講演会WS(2016/10)
  • 可視化情報学会全国講演会(2017)

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研究会

2016年度第28会期活動中の研究会

(2016年9月25日現在,申請受付順)

アーカイブ(2015年度以前)はこちら

こころの可視化

  • 主査:加藤千恵子
  • 幹事:青木滉一郎
  • 会計:土田賢省

UVP研究会

  • 主査:木倉宏成
  • 幹事:村川英樹

みえる化研究会

  • 主査:土井章男

PSP/TSP研究会

  • 主査:浅井圭介
  • 幹事:染矢聡
  • 会計:染矢聡

風洞研究会

  • 主査:阿部裕幸
  • 幹事:浜本 滋
  • 会計:日比一喜

ビジュアルデータマイニング研究会

  • 主査:小山田耕二
  • 幹事:尾上洋介
  • 会計:尾上洋介

研究会へのお問合せは,学会事務局までお願いします.

第26回 可視化フロンティア 「機械学習・画像認識に関する講習会2017」

概要

近年,スーパーコンピュータや計測機器の性能向上によって,科学研究において得られるデータはサイズ,情報量ともに膨大なものになっており,データの解釈を困難にする一因となっています.一方で,現在さまざまな分野において急速に普及しつつあるディープラーニングに代表される機械学習や画像認識等の技術は,そのような大量のデータを効率的に処理し,有益な知見を見出すための技術としても注目されています.

本講習会では,特に数値シミュレーションや流れの可視化計測によって得られるデータへの適用を目指し,機械学習および画像認識の基礎理論および実践的技術について情報を提供するとともに,実習形式での体験を通じて,機械学習および画像認識技術を自身の研究において適切に応用するための情報を提供します.

企業・大学等の研究者,技術者,大学院生等のうち,機械学習や画像認識を応用してみたい方,これまで以上に活用したい方を対象としています.

日 時:2017年5月17日(水) 9:40 – 17:00(9:00開場)

場 所:LMJ東京研修センター3階小会議室

アクセス:都営地下鉄三田線 水道橋駅下車 徒歩5分

定 員:30 名


プログラム(予定):

9:40~11:00 機械学習の基礎 (講師:東京大学 白山 晋)

11:10~12:30 ディープラーニングの基礎と応用 (講師:東京大学 白山 晋)

機械学習の基礎を押さえた上でディープラーニング(深層学習)について解説します.はじめに,ニューラルネットワーク,自己組織化マップ,ボルツマンマシン,サポートベクターマシンを中心に機械学習の基礎的アルゴリズムについて,それぞれを関連付けて説明します.次に,ディープラーニングの基礎的手法と,様々な適用事例について紹介します.

13:30~14:50 画像認識の基礎 (講師:京都大学 飯山 将晃)

15:00~16:20画像認識の実践(講師:京都大学 飯山 将晃)

画像認識の基礎的事項について解説します.特に,画像からの特徴量抽出,機械学習を用いたパターン分類についての理論,アルゴリズムおよび応用例について紹介します.また,Python およびOpenCV,scikit-learn,Tensorflow(またはChainer)を使った画像認識の実習を行います.ノートPC(事前セットアップが必要)は各自がご用意ください.

16:30~17:30 相談コーナー (講師:東京大学 白山 晋, 京都大学 飯山 将晃)

これから機械学習や画像認識の実行環境を導入したい,すでに利用しているが上手くいかない,もっと学習・認識精度を向上させたい,発展的な研究に適用したい等,講演では聞けなかった内容について,自由に相談していただく時間を設けます.


参加費:

可視化情報学会 正会員/賛助会員:10,000円

可視化情報学会 学生会員:5,000円

(協賛学会員は非会員です.申込み時に入会を申請し,会員価格で参加することが可能です.)

非会員一般:25,000円

非会員学生(修士まで):10,000円

(非会員価格での参加者は講習会開催後に学会に入会できます.その際,入会費と初年度年会費は無料とします.過去に入会歴のある方は対象外とします.)

クレジットカード決済または銀行振り込みによる事前支払でお願いいたします.

受講申込:


(社)学会支援機構による申し込みページ

からお申込下さい.

クレジットカードでの決済は,申し込みと同時に行う必要があります.カード決済をご検討の方は,申し込み時にお手元にカードをご用意の上,手続きを行ってください.

早期にお申込み頂ければ請求書(支払期限5月末)の発行も可能です.

万が一ご出席がかなわなくなった場合も規定通りの参加費が発生致しますので,ご了承ください. その場合,代理の方のご参加が可能となりますので,その旨をメールにてご連絡ください.

参加申込期間

2017年2月13日(月)12:00 ~ 5月1日(月)17:00.ただし定員に達し次第締め切り.

連絡先:

海洋研究開発機構 松岡 大祐

E-mail: daisuke@jamstec.go.jp

主催・協賛

主催:可視化情報学会

協賛(予定):日本シミュレーション学会,計算工学会,日本流体力学会

第25回 可視化フロンティア「PIV講習会2016-2(東京)」

~可視化情報学会CPDプログラム(技術士/JABEE継続教育)~

概 要

本講習会では画像による流れの可視化を基礎技術としたPIV(粒子画像流速計測法)に関する技術情報を提供することを目的としています.PIVシステムではトレーサ粒子像を撮影してソフトを動作させれば,何らかの「もっともらしい」データを得ることができます.正しい結果であると信じたいところですが,実は“もっと正しい”結果を得ることができるかもしれません.実は大きな落とし穴があるかも知れません.粒子サイズ,粒子の数密度,いろいろなパラメータの考え方はどうでしょうか?本講習会では,広く普及しつつあるPIVをよりよく理解し,適切に活用するための技術情報を提供します.また,講義内容を反映したPIVの実演・実習を行い,論理的かつ直感的な理解を促進します.

企業・大学等の研究者,技術者,大学院生などのうち,流れの可視化計測をこれから実施しようとされている方,実施現場でお困りの方,計測データの処理方法を知りたい方,これまで以上に活用したい方を対象としています.

本講習会技術士やJABEEの継続教育に関する可視化情報学会CPDプログラムの第25回目として位置づけられており,講習会受講者全員に修了証が発行されます.

日 時:2016年12月14日( 水 )9:20-18:40 (9:00開場)

場 所:LMJ東京研修センター3階大会議室

(都営地下鉄三田線 水道橋駅下車 徒歩5分)

定 員:60 名


プログラム(予定)

詳細プログラム

9:20~10:45 PIV基礎1 (講師:明治大学 榊原 潤)

10:55~12:10 PIV基礎2 (講師:明治大学 榊原 潤)

PIVの基本的事項について解説する.トレーサ粒子の見え方(回折限界,散乱光強度分布)や流体に対する追従性について学んだあと,粒子移動量の算出(直接相互相関法,サブピクセル補間,バイアス誤差,ランダム誤差,ピークロッキング等)と各種アルゴリズム(FFT法,アンサンブル相関、再帰的相関法,全画像変形等)について理解する.

13:00~14:15 PIV実践1 (講師:宇都宮大学 二宮 尚)

14:25~15:40 PIV実践2 (講師:宇都宮大学 二宮 尚)

PIVシステムを使って実際に流体計測を行う上での諸注意を,各機器の特性に基づいて実践的に解説する.一例として,高価なPIVシステムを導入したが,メーカーの技術者が操作した場合と,自分達だけで操作した場合で,両者が似ても似つかない結果になってしまう場合の原因の解説を行う。また,新規にPIVを導入しようと思うが,どういうスペックの機器が必要なのか分からない場合の考え方などについても触れる.

15:50~17:20 PIV応用 (講師:明治大学 榊原 潤)

近年,利用が広がっているステレオPIVについて,その原理と使用上の注意点などを解説する.ステレオPIVでは,カメラやレーザーシートのセッティングが重要である.そこで,カメラの配置やキャリブレーションの方法,レーザーシートのミスアラインメントマッチングなどについて解説する.更に,最新の三次元測定法であるトモグラフィックPIVについても概説する.

17:30~17:50 PIV技術者認定について

可視化情報学会では、PIVに携わる技術者の技能向上と、PIVの計測手法としての標準化を目的とし、PIVの技術認定制度の創設を検討しています。PIV講習会に参加して下さった皆様の将来のニーズを把握すると共に、技術者認定の然るべき方向性を模索します。

18:00~18:30 相談コーナー (講師:明治大学 榊原 潤, 宇都宮大学 二宮 尚)

実際にPIVを使っているが上手く行かないとか,こういう計測を行いたいのだがどういうシステムが必要かなど,講習では聞けなかった内容について,自由に相談して頂く時間を講習会終了後に設けます.


参加費:

可視化情報学会 正会員/賛助会員 10000円,可視化情報学会 学生会員 5000円
(協賛学会員は非会員です.申込み時に入会を申請し,会員価格で参加することが可能です.)

非会員一般 25000円,非会員学生(修士まで)10000円.
(非会員価格での参加者は講習会開催後に学会に入会できます.その際,入会費と初年度年会費は無料とします.過去に入会歴のある方は対象外とします.)

クレジットカード決済または銀行振り込みによる事前支払でお願いいたします.
ただし,民間企業については請求書の発行も可能です.
万が一ご出席がかなわなくなった場合も規定通りの参加費が発生致しますので,ご了承ください.その場合,代理の方のご参加が可能となります.



受講申込:

(社)学会支援機構による申し込みページからお申込下さい.

クレジットカードでの決済は,申し込みと同時に行う必要があります.カード決済をご検討の方は,申し込み時にお手元にカードをご用意の上,手続きを行ってください.

民間企業向け請求書(支払期限7月末)の発行も可能です.

万が一ご出席がかなわなくなった場合も規定通りの参加費が発生致しますので,ご了承ください. その場合,代理の方のご参加が可能となりますので,その旨をメールにてご連絡ください.

申込期限:

2016年12月9日(金)(延長されました).ただし定員に達し次第締め切り.

参考書籍:

PIVハンドブック(森北出版社)を参考資料として利用する場合があります.


連絡先:

産業技術総合研究所 染矢 聡
E-mail: s.someya@aist.go.jp

主催・協賛:

主催:可視化情報学会

協賛(予定):ターボ機械協会,土木学会日本航空宇宙学会,日本船舶海洋工学会,日本伝熱学会,日本燃焼学会,日本流体力学会

2017年 可視化情報学会賞候補 募集

2017年 可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)候補 募集

一般社団法人 可視化情報学会では1986年より論文賞,技術賞,映像展賞,1998年より設置された奨励賞の表彰を行って参りました.本年度もここに,可視化情報学会賞(論文賞,技術賞,奨励賞,映像賞)候補の推薦又は応募を受付けます.この度、授賞対象を見直し、より幅広くの方にご応募頂けるようになりましたので,下記の応募要領に従って,所定の用紙に必要事項をご記入の上,ご提出下さい.

1.可視化情報学会賞

(1) 論文賞:

本学会発行の論文集およびこれに準ずる出版物に発表され,可視化情報に関する学術,技術の進歩・発展に独創的な寄与をし,顕著な貢献をなしたと認められる論文の著者に授与する.

・対象となる論文:


  1. 「可視化情報学会論文集」: Vol.35 (2015), Vol. 36 (2016)
  2. Journal of Visualization: 2015年,2016年に出版されたもの(Online
    First含む)

なお同一課題について2014年1月以前にも論文が発表されている場合には,それを含めて総合題目として候補対象とすることもできる.

・受賞者:本会会員とする.

(2) 技術賞:

2015年1月以降,2016年12月末までの2年間に発表され, 可視化情報に関する技術の活用、普及、教育において、社会に顕著な貢献をしたと認められる可視化に関する技術あるいは機器の作者や開発者に授与する.

・対象となる論文や本学会発行の出版物および国際会議:

  1. 「可視化情報学会論文集」: Vol.35 (2015), Vol.36 (2016)
  2. Journal of Visualization: 2015年,2016年に出版されたもの
    (Online First含む)
  3. 「可視化情報」: Vol.35, No.136~Vol.34,No.143
  4. 「可視化情報」: Vol.35・36 Suppl.Ⅰ:第43・44回可視化情報シンポジウム 講演論文集
  5. 「可視化情報」: Vol.35・36 Suppl.II:全国講演会(京都2015, 日立2016)講演論文集
  6. 「可視化情報」: Vol.35・36 Suppl.III:第21・22回ビジュアリゼーションカンファレンス講演論文集
  7. The 13th Asian Symposium on Visualization (ASV13, Novosibirsk,Russia)
  8. The 11th International Symposium on Particle Image Velocimetry(PIV’15, Santa Barbara, USA)
  9. The 13th International Conference on Fluid Control, Measurements and Visualization (FLUCOME2015, Doha, Qatar)
  10. The 17th International Symposium on Flow Visualization(ISFV17, Gatlinburg, USA)
  11. 10th International Symposium on Ultrasonic Doppler Methods for Fluid Mechanics and Fluid Engineering (ISUD10, Tokyo, Japan)

・上記以外に、本学会が協賛した他学会の講演会・国際会議等で発表されたもの、および、製品発表など、発表のエビデンスを添付できるものも対象とする。

・受賞者:本会会員とする.

(3) 奨励賞:

本学会が主催・共催する行事で発表し,その内容が可視化情報に関する学術・技術の進歩発展に貢献し,将来この分野で独創的で優れた業績が期待される若手の研究者,技術者に授与する.

  • 対象となる業績:上記(1)(2)に準ずる.
  • 40歳未満(2017年6月1日現在)の本会会員とする.

(4) 映像賞:

本学会発行の論文集およびこれに準ずる出版物に掲載された画像,ビデオ登録作品,ホームページに掲載されたフラッシュの中で,独創的可視化技術の開発や可視化技術の新分野への活用を示す作品および可視化しにくい対象や現象をとらえた作品,芸術的表現に優れた作品の作者に授与する.

対象となる論文,画像,ビデオ作品:

  1. 「可視化情報学会論文集」:Vol. 35 (2015), Vol.36 (2016)
  2. Journal of Visualization: 2015年,2016年に出版されたもの(Online First含む)
  3. 2015年1月~2016年12月に掲載されたホームページのフラッシュ
  4. 2015年1月~2016年12月に登録されたビデオ作品

・受賞者:本会会員であることは問わない.

2.受賞候補者資格の補足説明

受賞者は,受賞後3年間は同一の賞の受賞候補になることはできない.
ただし,論文・技術および映像作品の連名者の中に過去3年以内に同一の賞を受賞した者が含まれていても,当該論文・技術および作品に対する貢献度が高い未受賞の著者,作者は受賞候補となることができる.
奨励賞は論文賞,技術賞,奨励賞をすでに受けた者,およびその年の論文賞,技術賞の内定者は受けること
ができない.

3.応募方法

論文賞,技術賞,映像賞は本学会会員からの推薦または本人からの応募による.奨励賞の候補者は本学会会員からの推薦による.

4.選考および表彰方法

表彰部会が選考し,2017年7月の通常総会において表彰する.論文賞,技術賞及び奨励賞の受賞件数は各2件以内,映像賞は4件以内とする.

5.書類提出

推薦又は応募には,以下の所定の用紙をダウンロードし,必要事項を記載の上,pdfにて提出願います.(所定の用紙は本学会の事務局へ請求することもできる).

推薦書様式(
Word形式

6.提出締切日

2017年2月24日(金)必着

7.用紙請求・提出先

〒114-0034

東京都北区上十条 3-29-20-103

一般社団法人 可視化情報学会

Tel: 03-5993-5020 Fax: 03-5993-5026 E-mail: info@vsj.or.jp

第24回 可視化フロンティア「超音波流速分布計測(UVP)の基礎と応用(ハードウェアとソフトウェア)

~可視化情報学会CPDプログラム(技術士/JABEE継続教育)~

概 要

本講習会では,超音波による流れの可視化を基礎技術とした超音波流速分布計測計(Ultrasonic Velocity Profiler: UVP)に関する技術情報を提供することを目的としています.UVPを用いてより正確な流速分布を得るための信号処理手法やポストプロセッシング手法を適切に活用するための情報提供を行うとともに,ハードウェアとソフトウェアを含めた紹介を行います.また,講義内容を反映した実演・実習を交えながら情報提供することで直感的な理解の促進を図ります.

企業・大学等の研究者,技術者,大学院生などのうち,流れの超音波計測をこれから実施しようとされている方,実施現場でお困りの方,計測データの処理方法を知りたい方,これまで以上に活用したい方を対象としています.

本講習会技術士やJABEEの継続教育に関する可視化情報学会CPDプログラムの第24回目として位置づけられており,講習会受講者のうち希望者には修了証が発行されます.

日 時:2016年11月25日(金) 9:30 – 17:30(9:00開場)

場 所:東京工業大学 大岡山キャンパス

環境エネルギーイノベーション棟 多目的ホール(大岡山北地区 ⑩の建物)

アクセス:東急目黒線・大井町線 大岡山駅下車 正門まで徒歩1分

定 員:60 名


プログラム(予定):

詳細プログラム

9:30~10:40 UVP基礎1 (講師:東京工業大学 木倉 宏成)

10:50~12:00 UVP基礎2 (講師:東京工業大学 木倉 宏成)

UVPの基本的事項について解説する.UVP計測の概略やシステム構成,市販のUVP装置における各種パラメータの意味や設定方法などについて解説する.また,トレーサ粒子の種類と選択方法,センサの種類および設置に際しての注意点,オシロスコープによる波形確認の重要性,ポストプロセッシングの方法や,その応用について説明する.市販のUVPを用いて計測のデモを行い,計測方法の概要を解説する.

13:00~14:00 UVP実践1 (講師:神戸大学 村川 英樹)

UVPシステムを使って実際に流体計測を行う上での諸注意を機器の特性に基づいて実践的に解説する.実際の応用例として,テーラー・クエット流れや液体金属,非ニュートン流体における計測,流量計測などの計測例について紹介する.

14:15~15:15 UVP実践2 (講師:東京海洋大学 井原 智則)

速度分布算出のための信号処理手法やそのアルゴリズムについて解説する.また,新規にUVPを導入しようと思うが,どういうスペックの機器が必要なのか分からない場合の考え方などについても触れ,パルサ・レシーバを用いたシステムの構築方法について学ぶ.さらに,新たな機器アルゴリズムの導入や今後の可能性についても触れる.

15:30~17:30 UVP実演・演習 (木倉 宏成,村川 英樹)

UVP基礎/UVP実践 で得た情報を,実際に目で視る・触れることにより,理解を深める.具体的には,ユーザーが陥りやすい問題点について解説し,市販および自作のUVP装置を用いて実際の流体ループにおいて計測を実施する.これにより各種パラメータ,センサ設置方法およびトレーサが計測データに与える影響について,実体験に基づいて理解を深める.



参加費:

可視化情報学会 正会員/賛助会員 10000円,可視化情報学会 学生会員 5000円
(協賛学会員は非会員です.申込み時に入会を申請し,会員価格で参加することが可能です.)

非会員一般 25000円,非会員学生(修士まで)10000円.
(非会員価格での参加者は講習会開催後に学会に入会できます.その際,入会費と初年度年会費は無料とします.過去に入会歴のある方は対象外とします.)

クレジットカード決済または銀行振り込みによる事前支払でお願いいたします.
ただし,民間企業については請求書の発行も可能です.
万が一ご出席がかなわなくなった場合も規定通りの参加費が発生致しますので,ご了承ください.その場合,代理の方のご参加が可能となります.



受講申込:

(社)学会支援機構による申し込みページからお申込下さい.

クレジットカードでの決済は,申し込みと同時に行う必要があります.カード決済をご検討の方は,申し込み時にお手元にカードをご用意の上,手続きを行ってください.

申込期限:

2016年11月18日(金)23日(水)(延長しました).ただし定員に達し次第締め切り.



連絡先:

東京工業大学 木倉 宏成
E-mail: kikura@lane.iir.titech.ac.jp

主催・協賛:

主催:可視化情報学会

協賛 (予定) :
日本原子力学会,ターボ機械協会,土木学会,日本伝熱学会,
日本燃焼学会,日本流体力学会,日本混相流学会,日本液体微粒化学会

2016年行事案内


日程 タイトル 開催場所,開催地 レポート
12月14日(水)
第25回 可視化フロンティア「PIV講習会2016-2(東京)」(主催)
LMJ東京研修センター,文京区
11/25(金)
第22回ビジュアリゼーションカンファレンス(主催)
タイム24, 江東区青海
11/25(金)
第24回 可視化フロンティア「超音波流速分布計測(UVP)の基礎と応用(ハードウェアとソフトウェア)(主催)
東京工業大学 大岡山キャンパス,東京都
11/23(水)-25(金)
第54回燃焼シンポジウム(共催)
仙台国際センター,仙台市青葉区
11/22(火)
風洞シンポジウム2016(主催)
産業技術研究所, つくば市
[PDF]
11/7(月)-10(木)
31st International Congress on High-Speed Imaging and Photonics(ICHSIP-31)(協賛)
ホテル阪急エキスポパーク, 大阪府吹田市
11/2(水)-4(金)
The 4th International forum on Heat Transfer(IFHT2016)(協賛)
仙台国際センター,仙台市青葉区
10/28(金)-30(日)
第64回レオロジー討論会(協賛)
大阪大学豊中キャンパス,豊中市待兼山町
10/8(土)-9(日) 可視化情報全国講演会(日立2016)(主催) 茨城大学日立キャンパス, 日立市
9/28(水)-30(金) 10th International Symposium on Ultrasonic Doppler Methods
for Fluid Mechanics and Fluid Engineering (ISUD 10) (主催)

Abstract: Jan. 31
Notification of acceptance : Feb.29
Extended abstract : Apr.30

Tokyo Institute of Technology
Tokyo, Japan
9/26(月)-28(水)
日本流体力学会 年会2016(協賛)
名古屋工業大学,名古屋市昭和区
9/4(日)-6(火)
第25回日本バイオイメージング学会学術集会「公開講座」並びに「学術講演会」(協賛)
名古屋市立大学薬学部 宮田専治記念ホール,名古屋市瑞穂区
9/1(木)-3(土)
日本実験力学会2016年度年次講演会(協賛)
近畿大学東大阪キャンパス,東大阪市小若江
8/8(月)-10(水)
日本混相流学会混相流シンポジウム2016(協賛)
同志社大学 今出川キャンパス,京都市上京区
7/21(木)
第23回可視化フロンティア「PSP/TSP講習会2016(東京)~蛍光燐光による定量可視化」(主催)
LMJ東京研修センター,文京区
7/19(火)-20(水)
可視化情報シンポジウム(主催)
工学院大学 新宿キャンパス,新宿区
6/29(水)
みえる化研究会- AR(拡張現実)ハンズオン体験会(主催)
東京都市大学 横浜キャンパス, 横浜市
5/31(木)-6/2(土)
第21回計算工学講演会(協賛)
朱鷺メッセ, 新潟コンベンションセンター,新潟市中央区
5/24(火)-26(木)
第53回日本伝熱シンポジウム(共催)
グランキューブ大阪,大阪市北区
5/16(月)
第22回 可視化フロンティア「PIV講習会2016(東京)」(主催)
LMJ東京研修センター,文京区