UVP研究会
主査:
木倉 宏成 (東京工業大学)
幹事:
村川 英樹 (神戸大学)
目的:
近年,超音波流速分布計測計(UVP*1)の発展により,超音波を用いた流体計測技術は,従来の超音波流量測定法ばかりでなく,より一般的な流動場の測定法や可視化方法として進展し,流体計測の新しい手法として確立しつつある.従来のUVPは流動場の時空間情報が得られるため,広い応用分野が考えられる一方,ハードウェアの現状は,装置の製作メーカに依存せざるを得ない状況にあった.そこでUVPの適用範囲の拡大,その際に必要となるマシンスペックや信号処理アルゴリズム,フィルター類の拡充,データ処理方法およびトレーサやトランスジューサなどの付帯条件等について調査・検討を行い,新しいハードウェアおよびソフトウェアを超音波・流体・可視化等の専門家のもと研究していく事を本研究会の目的としている.
*1UVP: Ultrasonic Velocity Profiler
活動紹介
(詳細は2016年行事案内をご参照下さい)
- 研究会3回/年(2016/06/29)
- 可視化情報シンポジウムOS11「超音波を用いた流体計測I/II」(2017/07)
- 可視化情報学会全国講演会(2016/10, 2017)
- 国際会議(10th International Symposium on Ultrasonic Doppler Methods for Fluid Mechanics and Fluid Engineering: ISUD10(2016/09)