平成25年度事業計画

学会の活動(第25期)

一般社団法人可視化情報学会は、昭和56年(1981年)に『流れの可視化学会』としてスタートし、本年で創立32周年の歴史となります。その間、会員諸氏の弛まない研鑽により、可視化に関する学術・技術は、理工学分野のみならず様々な分野で飛躍的に発展して、今や研究・開発・実践における有力な手段となってきた。さらに、近年はあらゆる分野で情報の種類、量とも飛躍的に増大しているため、社会からもその可視化についての期待は大きく、本会の果たすべき役割は今まで以上にますます重要になっている。それらの期待に応えるためには、会員同士の闊達な交流はもちろんのこと、国内外の関連分野との積極的な交流や協業が必至である。具体的には、今まで以上に、英文論文集や和文論文集、学会誌、各種書籍のさらなる充実をはじめ、国内外の会議やシンポジウムの主催や共催、講演会・講習会・研究会などの活発な開催、会員への情報アクセスの充実などを重点課題として実施する。一方、会員数は、会が発展的に活動していくための最も大きな源泉であるので,今後、会員数増強のために、各種の事業推進においては、「会員満足度向上」を強く意識し、その具現化に向けて、例えば、「新しい学術・技術分野との連携」や「技術者育成の企画」などに注力していく予定である。